物を知らないことによる怖さというか恐怖というのがあります

例えば、好きな人に告白する前の段階の人の場合だと、

自分がその好きな人に告白したその時に、

相手がどう反応するか、またどう答えてくれるかは、

その告白する前の段階では、まだよくわからないわけです。

まあこれも、前もって知らないことによる

「怖さ」のうちに入ると思うのですが、

実は、もっと恐ろしいことも現実にはあるわけです。

例えば、自分が会社の社長の立場にいる人は

仕事として毎日毎日意思決定を

していく必要があるわけですが

その毎日の意思決定の中で、

ひとつでも大きな間違いをしてしまうと

場合によっては、会社が傾くことだってあるわけです。

そう考えると、取引先の事をあまり知らない状態で

大口取引をするときの恐怖や、

逆によく知ってる会社の社長であっても

その会社は実は火の車だったりするのを

自分が知らない事だって現実にあるわけです。

まあ、どちらにしても良く調べて内情を完全に把握していれば

そう恐れることでもありませんが「知らないことによる怖さ」

というのは実際に日常でもいろんな所に転がっているわけです。

例えば、病気の中で

日本人のかなりの人が恐れているのが

「ガン」だと思うのですが、

このガンでさえ、抗がん治療が

一般的になされているからといって、

知らずに医者のいいなりに抗がん治療をしてしまうと、

更に今以上にガンが増えて

苦しんで苦しんで苦しみぬいて死んでしまう事に

なるかもしれないわけです。

ただ私自身も重い病気になったこともあり、

いろんな病気について真剣に勉強した時期があったのですが

そのお陰で、ある程度の病気に対しては

「知らないから怖い」というものが無くなりました。

だから、と言うわけでも無いのですが、

知らないことから来る恐怖を克服するには

実際に体験するか、本とかで知識を得る事が

一番だと私は思っています。