ありがとうと言う人と言われる人

さて今回のお話は斉藤一人さんの話が元になっています。

でも、一人さんの事を知らない人やこの話の元ネタを聞いた事が無い人だと、

なんの話かさっぱりだと思うので少し説明を書いてみます。

私は個人的に斉藤一人さんの話が好きでよく話を聞くのですが、

一人さんの話の中には、どうすれば運がよくなるのか?

どうすればお金持ちになれるのか?

またどうやれば病気を治す事ができ健康になれるのか?

といったお話があるのですが、

私が個人的に好きな話というのが、

お金持ちになる方法と運がよくなる方法と病気を治す方法です。

まあ全部なんですが、商いについてはよく参考にさせてもらっています。

そしてこの一人さんの沢山ある話題のひとつに

ありがとうと言うよりも言われる人になるといいよ。というお話がありまして、

以前もこの話についてここで書いた事がありました。

まあ、また書きたくなったので今日も書こうかと思ったわけです。

さて、このお話ですが、話の内容を簡単に説明すると、

ありがとうと言う事に積極的になるのもいいけど、

ありがとうと言われる人になる事にも積極的になるといいよ。

というお話です。

もう少し詳しく書くと、ありがとうと言うのは誰でも言えるけど、

ありがとうと言われるには、相手が自分対してありがとうと言われるぐらい

感謝される様な事をその人にしないとありがとうと言われないので、

ありがとうと言うのと言われるのとでは難度がかなり違うという話です。

まあ、実際にありがとうと言うのは本当に楽なんですよ。

別に相手が居なくたって、

壁に向かってありがとうと言っても言った事になりますし、

例えば1日100回でも200回でも壁の前で念仏の様にありがとうと唱えたって、

ありがとうと言った事には変わりありません。

しかしこれが、相手に言われるようにするにはかなり難しいのです。

(いや・・・本当は簡単なんですが、その話はまた後で)

実際にありがとうと言われるには上にも書いたとおり

相手に感謝される様な事をこちらから積極的にしていかなければいけません。

しかし、相手に感謝されるような事というのは人それぞれ違うので、

その人にあった感謝される様な事をしていかないと、

ありがとうなんて言われないのです。

となると、その相手の人を観察するなり話を聞くなりして

何をして欲しいのかをまず最初に知る必要があり、

それを知った上で自分のできる範囲で

相手にしてあげなければいけないのです。

ただこれと似たような話に、人に親切にする。という話がありますが、

小さな親切=大きなお世話という人も世の中にはいるので、

人に親切にしたからといって、相手が喜んでくれるわけでもないので

そこは難しい所でもあるんですよね。

まあ相手の要望を察知して、こちらから積極的に行動していくことで、

相手に感謝の言葉としてありがとうと言われるわけですが、

この様に回りくどいことを考えて行動していかなくても、

実は簡単に相手にありがとうと言われる方法があります。

それはもう単純に、

例えばどこかお店に入ってそこのお店の商品を買えば

そのお店の店員さんからありがとうと言われるでしょう。

日本ならほぼ必ず確実に言われます。簡単ですね。

それを毎日続けていれば、ありがとうと言われる人になれる訳です。

たしか一人さんが言うには一日3人か5人だったか言われる事を

毎日ゲーム感覚で続けるといいよ。と言った話だったと思うのですが、

毎日お昼にコンビニに行く人とかは1日1人以上は達成できるので、

後は会社の人か家族の誰かにありがとうと言ってもらえれば、

即達成できます。

さて、最後になりますが、

なぜありがとうと言われる事をお勧めしたのか理由を書いていませんでしたね。

もしかしたら斉藤一人さんの話の中で、

なぜそうするといいのか理由を聞いたかもしれないのですが

ちょっと忘れてしまったので、私が思った事を書いていくと・・・

ありがとうと言う人は、ありがとうと言う事で相手に対して借りを返す立場になり、

ありがとうと言われる人は、逆に相手に対して貸しを作り、

その相手からありがとうと言われることで貸しを返してもらえる立場になる。

と私は考えています。

つまり、相手と自分との立ち位置が、

ありがとうと言う側と言われる側では違うという話です。

そして自分らしく生きていく為には、

断然、ありがとうと言われる立場に立っていた方が、

楽しく生きられると私は思うわけです。

逆に、ありがとうと言う側にばかり居ると、

なぜだか相手に対して負い目を作ってしまう感じがして、

だんだんその人に気後れしてしまうような気がするのです。

まあ、気にしすぎかもしれませんが、

ありがとうと言う時というのは、

その人によくしてもらっているから

相手に対してお礼を言ってるわけですよね。

しかしそこでもし

こちらのお礼の言葉以上によくしてもらってばかりいると、

どうしても人として、相手に負い目をおうような

すまない気持ちになってしまう事が私はあるのです。

だから、そういった気持ちにならないためにも、

ありがとうと言われる側になるべく立つ様にすると、

気分的にも楽になれる気がするわけです。

ただ、上にも書いたのですが、

ありがとうと言われる為に行動するのと、

人に親切にするのとは同じようで少し違うので、

そこのところは注意されるといいかもしれません。


ふと想った事
世の中思ったよりも悪くない、ここにヒントが隠れてる