人というのは誰しも何かしら悩みを抱えているものなのですが、
そこで親しい人や家族、また自分にとって先生や師匠にあたる人に相談して、
自分でその難しい問題をなんとか解決しようと努力していくのが普通なのですが、
中には、自分で一生懸命必死になって真剣に考えれば答えが出てきそうな問題でも、
あまり深く考えずに答えやアドバイスをくれそうな人に安易に聞いてみたり、
それどころか、そもそも考える事さえもめんどくさがって、
ちょっと躓いたら直ぐに人にどうすればいいか答えを聞く人がいます。
しかし、こういう人というのは、ある視点で考えていくと、
自分の人生を真剣に考えてない。とも言えると思うんですよね。
基本的に自分の人生は全部自分自身が責任を持つのが普通でして、
自分の人生(自分の事)なのに人に頼りっきりになるというのは、
考え方によっては、他人に自分の人生を決めてもらう。
=自分の人生の責任を放棄する。とも言えてしまうと思うんですよね。
そして他人に自分の悩みを聞いてもらい
アドバイスしてもらった事をそのままトレースするような生き方というのは、
やっぱり、どこかのタイミングでうまく行かなくなってしまう事が多いのです。
しかも、自分の人生を他人に代わって生きてもらう事なんて絶対に出来ないので、
たとえアドバイスをくれた人の話が元で問題がこじれ酷い事になったとしても、
結局最後は自分がやった事ですので全部自分で責任を取らざるを得なくなる訳です。
だから、人に悩みを聞いてもらって、アドバイスをもらって、
それをトレースするだけの人生を生きている人は、
ある視点でみると、自分の足で立って生きて無い事になるわけです。
しかもアドバイスを言ってくれる人が結構適当な人だった場合は・・・
例えばもしその他人のアドバイスが間違っていて、
それを素直に実行した事で大失敗してしまい最悪な状況に陥ってしまったら
たとえ自分に責任があるのが自分でもしっかり理解していたとしても、
そのアドバイスをくれた人を恨んでしまうと私は思うのです。
そして、人を恨むような人で幸せになれた人はいないので、
他人の言いなりに生きて失敗を繰り返せば繰り返すほどに、
どんどん不幸になっていっていくでしょう。
まあ、どんなに難しい問題であっても、
ホトンドの場合、真剣に必死になって集中して考えていけば、
ある程度自分なりの答えが出てくるものです。
しかし、そこまでするのが面倒だからといって他人にたよってばかりいると、
もしかしたら知らない間に不幸になってしまう場合もあるかもしれませんね。
ただまあ、人に頼りがちな人は気をつけてください。
知らぬ間に他人に依存してる人も結構いますし、
依存してしまうとどうしても、自分の事なのに
自分で決められなくなってきてしまう場合が出てきますから。