難しい問題や悩み事ができてしまったら、まずはじっくり観察してみる

私のところに相談にこられる方の中には、

あまりにもいろんな問題がありすぎて、

どの問題から手をつけたらいいのかすら

わからなくなってしまった人もいらっしゃいます。

ただ、どんなに難しい問題であっても、

また、どんなに問題が多くても、

ひとつひとつの問題自体は、単純な問題である場合が多く、

単純であるがゆえに対処の方も簡単にできる場合が多いのです。

しかし人間というのは、

その問題解決にタイムリミットがあり

しかも時間がなかったりすると気があせってしまう場合があり、

あせってくると混乱してしまう場合も出てきます。

さらに言ってしまうと、その混乱が

さらに次の混乱を引き起こしてパニックに陥ってしまうことすらあるのです。

まあここまできてしまうともう自分ひとりでは対処不能になってきます。

そこでそういった時はまずは深呼吸でもして落ち着くようにして、

落ち着いたら、その問題の対象を

じっくり観察していくようにしていく事をおすすめしたいです。

というのも、問題自体はこちらがいくらあせろうとも

自然と消えてなくなる事はまずありません。

まあ、見なかったことにすれば、

自分の目の前から消えてしまうような気はしますが、

何も対処しなければいつまでも問題自体はそこに存在し居座り続けるわけです。

まあ、問題はそこに在る訳ですから

あせらずじっくり見ようと思えば見れるわけですね。

そこで落ち着いてその問題をじっくり観察していくと、

なにがその問題を引き起こしているのが見えてくる場合があるのです。

そして原因が見えてさえくれば、自ずと対処法も見えてくるようになります。

ただしこれは自分自身が冷静になって落ち着いてなければなかなかできません。

特に難しい問題で見るのもいやな案件だった場合は、

(まあ、見なかったことにして無視したい場合が多いとは思うのですが)

しかしそういった問題こそ冷静になって観察していかないと、

何が原因でそうなっているのかが理解できないのです。

だからまずは時間が無くてあせってしまいそうな場面であっても、

問題を解決するためには冷静になってみてください。

そして落ち着いたら、その問題をじっくり観察してみるのです。

それができれば、必ずなにかしら気づけると思います。