家族と強い絆で結ばれているのなら逆に自分が元気で健康で幸せになれば家族もそうなるのでは?

前回のお話の中で、

自分と家族は深いところで繋がっているというお話をしたと同時に

家族はお互いに影響しあっている。というお話も

過去にしてきました。

実際に特に家族の中でも母と子の繋がりはとても強く、

お互いに悪い時でも良い時でも共有してしまうケースが

ほんとうに多いです。

そこでもし、例えば母が病気がちだったとしましょう。

もちろん母が病気なら、

その子供もかなり影響は受けるとは思うのですが、

それでもその子が健康管理を徹底して、

健康でとても元気になる事ができれば、

その元気のパワーが

病気の母親にも伝わっていくようになります。

もちろんこれは科学的には証明されている話ではありませんが、

たとえ家族のほとんどが病気がちであっても、

誰か一人でも元気でしあわせな状態なら、

その元気で幸せな家族からパワーをもらえる事ができるのです。

例えばこれとよく似た話で、運を良くしたいと思うのなら

自分と比べてとても運が良い人を見つけて、

その人となるべく一緒に居るようにする事で

運のおすそ分けをしてもらえる。

といった話をどこかで耳にした事がある人も居ると思います。

そうなんです。

幸運は分けてもらえるので(伝染するので)

とても幸運な人の近くに居続けるだけでも

幸運がこちらに移ってくる事があるのです。

ただこれはまったくの他人で自分とは面識がない人であっても

実際にこういった現象が誰にでも起きてくるのですが、

これがもし家族が相手なら、あかの他人とは違って

たいへん元気を分けてもらえるようになると思うのです。

なんせ血のつながりというのもありますし、

親子や兄弟や姉妹の見えない絆というものもあります。

実際現実に良い影響を受けない訳がないのです。

ただし、ここでひとつ注意点があります。

それは、家族であっても

あまりにも人間性に差が出来てしまうと、

元気を分けてもらえるどころか、お互いに(物理的に)

離れてしまう場合があるかもしれない。というところです。

例えば、家族の中でひとりだけ元気一杯で

いつも幸せそうにニコニコしている人がいるとします。

しかし、その元気で幸せそうな人は、

家族の中ではその人一人だけで、他の家族は

病気だったり運が悪かったり愚痴ばかり言ってたり

人を恨んで陰口ばかり言ってる人達だったとしたら・・・

次第にお互いに話が合わなくなってきて、

時間とともに心がすれ違うようになり、

一緒に居ても楽しい気持ちになれずに、どちらからともなく

家を出て離れて住むようになってしまう場合があるのです。

ただこれは「類は友を呼ぶ」の法則ですね。

例えば、人の陰口や不平不満を言うことが大好きな人は、

いつもニコニコして幸せそうにしている人達のグループに

「ひとりで」気さくに入っていく事はまずできませんし、

逆にいつも幸せで楽しい毎日を送っている人が、

人の悪口ばかり話題にして人の不幸を笑うようなグループには

どんなに頑張っても雰囲気が違うのでかなり入りづらいです。

ただそうなってくると、なぜか幸せで楽しそうなグループと、

不幸そうで陰気なグループとに自然と分かれてくるから

なんとも不思議です。

そしてこういった現象は家族の間柄でも起こりうる話でして、

例えば家族の中で誰か一人でも

飛びぬけて元気で幸せな人が居た場合、

その人は他の家族と一緒に住むと居心地が悪くなるので、

外で自分と同じ様な元気で幸せなパートナーを見つけて

さっさと結婚して家から出て行ってしまう場合もあるわけです。

ただそうなってしまうと、

元気で幸せで幸運な家族からパワーを分けてもらいたくても

もらえない状況になってしまいますよね。

ただまあ、こういったケースは現実にたまにあるようですが、

しかし自分で努力し頑張った結果、人間性があがり

家族と一緒にいられない状況になってしまったからといっても

自分をその家族のレベルまでわざわざ下げる必要はありません。

ただ通常は、同じ家族なら

そう極端に人間性に差が出るという事は

あまり無いのが普通ですが・・・。

ただ家族を見ていて病気だったり不運そうで気になるようなら、

まずは自分自身が思いっきり元気になって、

おもいっきり幸運体質になっちゃってください。

そうなっていく事で、

とくにこちらから働きかけなくても(手助けしなくても)

家族が自然と救われる場合も出てくるかもしれませんよ。