他人が羨ましいと思った時の自分

いろんな人の悩みを伺っていると、

「なぜ自分だけうまくいかないんだろう?」とか、

「なぜ特定の人だけうまくいくんだろう?」

といった話を聞く事があります。

実は、こういったうまく行く人とうまく行かない人との差には、

確かに実力や経験とか努力といったものの差というのもありますが、

それ以外にもピンチに陥った時に人に助けてもらえるかどうか?

という差もかなり大きいものがあると私は考えています。

例えば、上に書いたような人を客観的に見た感じだと、

努力をされてはいますが人から嫌われていたり、

他人から嫌われる以前に

そもそもあまり人とは関わらないようにしている人が

多いように感じました。

ただ、ものはやりようで、

たとえ人とあまりかかわりを持たなくても

社会的に成功する事は可能ですし、

必要になれば人から助けてもらう事だって可能ではあります。

しかし通常は

誰もが毎日他人と関わりながら生活していくものですし、

自分の周りの人達とうまくやっていかなければ、

物事がうまくまわらないのが普通です。

そこで人間関係が良好な人は、

いろんな人から助けてもらえるケースが増えてくる一方、

逆に人間関係がよくない人は、

助けてもらえる機会すらあまり無く、

さらに人との関係をほとんど絶っているような人の場合は、

誰からも助けてもらえないどころか、

相手にもされないというケースも有りうるわけです。

そしてこの中でも沢山の人から嫌われてたり、

人と交わる事を避けてる人が、たまに

最初に書いたような事を言ってたりするわけです。

ただ、人に言わなくても頭の中で時々思ってしまうようなら、

人間関係がうまくいっていないかもしれませんね。

もちろん人に嫌われるような行動や言動が抑えられない人や

他人とはできるだけ避けたいと思っているのに

無理して人に好かれようとか、人付き合いをしようとしても、

うまく行かないケースもあります。

というのも、人の人生というのはいろんなパターンがあり、

ある人の場合、一生のうち一時的にでも

人から嫌われるような生き方をしなければいけない人もいますし、

人によっては、他人との交流を

ほとんど絶つような生き方を経験する為に

この世に生まれてきた人もいるかもしれません。

ただそういった人生を歩む人にとっては、

無理して人に好かれようとか、積極的に人と関わろうとかしても

自分の生きるペースが狂ってくるので

無理はしない方がいい場合もあるでしょう。

まあ、他人から嫌われようが、他人がどう思おうが、

自分らしく生きていけていて納得できる人生を歩んでいるのなら

とくに問題も無いと思います。

逆に無理に人に好かれようと人の顔色ばかり伺って

自分らしく生きていけてないとしたら、

そちらの方が問題だと思ますよ。