今年のロシアワールドカップの日本戦を観ていると、
ふと、悪い予想というのはたまに良い方に外れる事があるもんだなぁ。
という想いが出てきました。
例えば、今回のワールドカップでは、
日本代表が対戦する予選リーググループHの国がすべて決まった時点で
日本の多くの人が日本は予選敗退すると予想していました。
これは昨日も書いたように、トトサッカーくじの予想で
日本が負ける方に多くの人が投票していた事から明らかですし、
またネットで調べても、当時は日本の予選突破はかなり厳しい。
という記事を多く見かけました。
まあ、これは仕方がない話でした。
なんせ日本と対戦するどの国も
FIFA世界ランキングの上位30位以内に入っており、
日本だけがランキング60位以下の国でしたので、
誰が考えても実力差で予選敗退は簡単に予想できたはずです。
しかし、現実にはグループ内で2位につくことができ、
予選を突破してしまいました。
そして予選を突破した事により自動的にベスト16位内に入り、
次はベルギーと対戦する事になります。
そしてこうなる事を試合が始まる前に予想した人は
どれほどいたでしょうか。
ただこういった予想が良い方に外れるケースというのは日常でも結構あります。
例えば将来自分のお店を持ちたいと考え、
料理の学校に通ってる人が居るとします。
しかし、現実には料理学校を卒業したからと言って
自分の店を持つ事が出来る人はほんの極わずかです。
そして頭のいい人や物事を論理的に考える人の中には、
この現実を自分なりに判断して、
料理学校を卒業してもどうせ無理だと考え
自分の店を持つ事は考えず一生いち料理人で終わるか、
どこかで転機が来て料理人を辞め別の仕事に就くことが多いです。
もちろん自分の決めた人生なので
それが良いとか悪いとかいった話ではありません。
自分の決めた人生なんだからそれはそれで納得の人生だと思います。
ただ、人生にはイレギュラー的な事が起きてくるものなのです。
例えば、料理学校に通って自分のお店を持ちたいと思い、
学校を卒業してからも、料理の腕を上げる努力を怠らず、
さらに自分の店を持つ為にこつこつ資金を貯めたり、
お金を借りられる様に銀行に対して信用を重ねる努力をしたり、
実際に自分のお店の候補となる店舗を探していったりしていると、
ある日、何かのきっかけで話がとんとん拍子に進んで、
周りの応援もあって店舗を借りることができ、
気がついたら自分のお店を開いてたりする事があるのです。
ただこれについては、頭が良く、先の事がよく見え、
どんな事でもそれをやる前から
失敗する可能性を考える人には
理解できないかもしれないのですが、
周りから愚直ともいえるぐらい真っ直ぐに目標を目指す人の中には、
周りの誰からも失敗に終わるだろうと予測される事であったとしても
結果的に成功を引き寄せてしまう人が時には居るのです。
そしてこれを今回の日本代表のサッカーを見て思い出しました。
まあ、愚直に目標を達成する事だけに集中する生き方。
というのは人によってはかなり難しい場合もありますが、
ほぼ叶いそうにない夢を実現させるためには
こういった生き方をしないと難しい場合もあるので
参考にしてみてください。