先日はキレたり豹変する人たちの話を書いたのですが、
今日はもう少し別の視点で書いて見ます。
例えば、普段はあまり気に障るような言い回しをしてこないおとなしい人や、
周りの目があると体裁を気にしてあまりしゃべらない人の中には、
他の人がまわりに居ない1対1の時に
急に態度が変ってしまう人が稀にいます。
ただまあこういった人たちは
自分に害をなす人だとわかりやすいのですが、
しかし、普段のおしゃべりの中で、
言葉の節々でちょっと気に障るような事をいってきて、
その言葉自体もどっちでもとれるような言い回しで、
こちらもどう判断したらいいかわからない感じの人というのも居ます。
そういった人の場合、
あらかさまに避けるというのもなにか悪い気がして、
どう対処したらよいかわからない時もあると思うのですが、
そういった状況でも相手が何を考えてるか知る方法があります。
それは、相手がリラックスして（気を抜いて）話しやすい状態の時に、
こちらが少し下手に出て更に相手が何でも言いやすい雰囲気をつくり、
自分に何か言いたい事はないか？的な感じで
相手の本音を話しやすい状況を作ってみるわけです。
そこで口を滑らせて、
あなたの悪口を言うようでしたら、
今後その人からは距離をとったほうがよいでしょう。
というのも気を抜いたときや、
リラックスして何でもしゃべれそうな時というのは、
その人の「本音」がぽろりと出てくることが多く、
普段からいつも思ってる事が言葉として出てきやすいからです。
（これはまあ政治家がテレビの前でよく失言したりするあれと同じです。）
実は私自身この手をよく使っていて、
相手にあまり警戒されない程度に下手に出て
相手の言動や行動をさりげなくチェックする事がよくあります。
そこで観察してわかったのが、
年配の人で立場の下のものには何を言ってもいいと思ってる人ほど、
気を許した時に結構な確立で、とても失礼な事を言ってきたり、
弱いものいじめの様な事をしてくることがわかりました。
そして、その場は多少腹が立ったとしても穏便に済ませ、
今後は出来るだけ関わらないようにするか、
たとえ関わるような事があっても、
必要最低限の人付き合いしかしないように私はしています。
まあ、こういった本音のところで下の立場の人を馬鹿にしている人達は、
自分が相手より立場が高いときはわがままを言ってもいいと
本気で思ってるところがあり、関われば関わるだけこちらが損します。
そういった場合は、先日も書いたように、
今後一切関わらないのが正解でしょう。
あと、その人の性格や人格を見るときに
私がよく使ってる手なんですが、
例えば普段なんでもない時に、ふと、親切をしてくれるとか、
思いやりのある言葉をかけてくれるとか、
感謝の言葉をハッキリと言ってくれる人かどうかを観察してると
その人が私に対してどんな考えの人なのかが見えてくることがあります。
ポイントは普段の何気ない言葉使いを観察していくというところです。
この何気ない言葉というのは、その人がいつも考えてる事だったり、
その人の人生の基礎にあたる部分の考え方が出ていることが多く、
例えば、普段ちょっとした事で感謝したり人を褒めたりするような人は、
普段からどんな事でも感謝するような人だとわかるというわけです。
そこで注意したいのが、上に書いたような、
普段からぽろっと本音が出た時に、嫌な事を言ってくる人です。
これはその人を注意深く観察してるとわかるのですが、
結構頻繁になにげないタイミングで人の悪口を言ってたり、
自分の我がままを冗談っぽく言ってしまう人がたまに居て、
さらに目上の人や立場の高い人が近くに居ると
さも親切でいい人っぽい自分を演出したいんだなぁ。
と思ってしまうぐらい猫を被る人が世の中にはいまして、
そこで、ああ、この人は自分が有利な立場に立てたら、
今言ってるわがままを下の立場の人に強要するんだろうなぁ。
と前もって分かってしまう事があるというわけです。
だからそういう事をふとした時に言ってしまう人が居た場合、
相手や周りの人に気づかれないように
私はフェードアウトするようにしています。
まあ触らぬ神にたたりなしです。
そういった人たちと付き合っていって
私は得をしたことが一度も無いので
今後もそういった人たちとは距離をとって
生きていこうと思っています。
