例えば今の日本で普通に生きていたとしても
とくに他人のことを意識しないで生きてる人よりも
「他人と比べてしまう癖」
を持ってる人の方が多いと思うのです。
ただこの、他人と比べる癖というのは(このサイトでも)
過去に何度か「よくない事ですよ」と書いてはきました。
しかしこの、他人と比べるのがあまりよくないというのは、
他人と比べて変に嫉妬してしまったり、イライラしたり
落ち込んだり、無性に腹が立つ場合は「あまりよくない」
というだけの話であって、
そんなにイライラもせず腹も立たず、
猛烈に嫉妬するような事も無ければ、
人によってはそこまで悪い話でもないわけです。
なにより、人と比べて自分が劣っている所があるのを見て、
「自分を今より高いところに持っていきたい!」
と想い、そのことが人間性を高める為に
努力するキッカケになるなら、
デメリットどころかメリットになりますし。
しかし逆に人と比べて、
ある一面の優れた部分だけを自分と比べて
劣っているからと、落ち込んでみたり、腹を立ててみたり、
もっと過剰に反応して逆恨みしてしまうぐらいになるとしたら
「最初から他人と自分とを比べないほうがいい」
としておいた方が無難となるわけです。
ただ、年を重ねていろいろ経験を積んでくると、
確かにある一面だけを比べれば優劣はあるものの
他の部分は自分とあまり変わらない。
と気付いてくるものです。
プラス、いろいろ経験すると
「わかってくるので」
腹が立つ事も少なくなってくるでしょう。
そうなってきたら、また他人と比べて
目標を高く持ち努力をするキッカケにしても
かまわないと思うわけです。