常識に囚われない生き方をするのは、ある意味たいへん?!

前回にもお話したとおり、この常識というのは、
日本に住んでいる全ての人の平均値の事を言う訳ですが、

しかしこの

「常識に囚われない生き方」

をしようとすると、

人によっては凄く大変な事なので注意してください。

例えば、この常識に従って生きていると、
この常識さえ守って行動すれば、
自分は何も考えなくても生きていけるようになります。

また、この常識というのは、みんながやってる事なので

たとえそれが悪習だとしても、

誰からも指摘されたり咎められる事はありません。

つまり、どちらにしても、常識に従って生きていれば、
それに関しては全く責任を取らなくてもいいし、
自分は本当になにも考えなくてもいいので
すごくらくちんなんです。

しかし、常識を重んじる人の一つの悪い癖というのがあって、

例えば、私の様な常識はずれの考えや行動をしている人を
「批判」したり「排除」しようとする癖があります。

つまり、常識を重んじる自分は

  「100%自分が正しい」

と思ってるふしがあるというわけですね。

しかも、常識に従って生きてる人というのは、
人数で言うと、圧倒的多数となります。

ただ、この常識に従って生きてる人の中にも
この常識に不満を持ってる人も多いのです。

(ある意味矛盾した考えだとは思うのですが事実そうなんです)

ただ、そうすると面白い事が起こります。

例えば、常識から外れた人を、

(常識から外れて自由になった人への羨ましさから、もしくは
 自分こそまっとうな正しい人間なんだという思い違いから)

「批判」したり「排除」しようとする事を
平気で実行する人が出てくるのです。

まあ、常識を重んじる人は、
数で言うと圧倒的多数なわけですから
ある意味弱いものいじめですね、これ。

となると、常識はずれな人はもちろん、
常識自体に疑問を持ってる人が常識から抜け出そうとすると
(上に書いた事が現実にあるので)生半可な覚悟では
常識から抜け出せなくなるんですよね。

他にも、全部常識任せにして生きてきた人の場合、
自分の行動や考え方に対して全責任を取る事になる
常識から外れる事に対して恐怖や不安を感じずには
いられない人も結構いるようです。

そして、その不安や恐怖から逃れるためにまた、
常識に従って生きる毎日に戻るという悪循環。

ただ、何度も書きますが、常識に従って生きていても
自分らしく、また、しあわせに生きていけてるのなら
そのままでも全く問題ない話です。

しかし、幸せでもなければ、
自分らしくも無い行き方を強いられているのなら
常識に囚われない生き方を自ら選択した方が良いのでは?
というのが今回の提案となります。

まあ、いざ、現実にやってみようと思うと、
かなり大変だとは思いますが、全部自分が責任を取る。
という気持ちで行動できる人なら、多分大丈夫だと思いますよ。