前回も書いたとおり、
考え方というのは、人によって違っているのが当たり前で、
その人その人の中に「個別に」その人らしい正しい考え方
というのがあるのが普通なんです。
でもですね。
自分の事ばかり言うような人だと、
この当たり前の事を（都合よく）
忘れてしまう事が多いんですよね。
確かに、自分と相手の考え方が違っているのは当たり前、
でも、自分の方が正しいから自分の意見を押し通したい！
と考える人は結構・・・と言うよりもホトンドの人が
そんな感じなんです。
ただ、人によっては、
あまり自分の方が正しいと
主張しない方もいらっしゃいますが、
しかし、自分の利益が阻害されたり、
明らかに自分が損をするとわかった場面では
絶対に自分の方が正しい！と主張する方が
ホトンドだと思うのです。
まあ、言いがかりを付けられて、今住んでる家や
財産のホトンドを奪われる場面で、自分の方が正しい。
と言いたくなるのは普通だと思います。
（これは誰でも持っている考え方だと思うのですが、
ある視点から見ると、正しいとか正しくないとか
そういったものは無い（存在しない）んですよね。
ただ、この部分を深く掘り下げると、
訳が分からなくなる方が出てくると思うので
またいつかお話します）
しかし普通は、こういった極端な話でも無い限り、
あまり自分から言わない人でも自分が正しいと主張する
という事は無いと思います。
まあ、誰にでも「自分が正しい」といいたくなる場面がある
と思ってください。
しかし、誰にでもそういう正しさを主張する面があるとなると
自分が精神的にも肉体的にも疲れきってる時に、
理性が働くなって、抑制が効かなくなり、自分のわがままで
「自分の方が正しい」と言ってしまう人がでてくるのです。
しかし、これは誰にでもある話なので、
もし、相手がわがままで自己主張ばかりするようになっても
「お前は間違ってる」とか「言ってる事がオカシイ」とか
条件反射的に即対立しないようにして、こちらの方も
「正しい」反論、または正論で相手を追い詰める。
という事をあまりしないであげてください。
現実に、売り言葉に買い言葉で、
人間関係がひどい事になる場合があるのですが
だいたいは、こういったパターンで、自分も相手に合わせて
自分にとって「正しい事」を言い合ったから
とんでもない喧嘩に発展したり
人間関係がひどいことになるのです。
そしてこの場面でも相手を「ゆるす」事が
重要になってくるんですよね。
しかしこのゆるす事も場合によっては難しいので
ほんと、生きてくだけでも大変です。
