今やっていることが辛いとき、真剣に見直す時期が来ている証拠

そういえば前に、

親子の関係についていろいろ書いたのですが

今回は、その親子関係のカルマについて

すこし書いてみようと思います。

まあ、今回はカルマというより親が子に教える負の遺産

について書いていこうと思ってるワケですが、

この親から子に引き継がれる負の遺産というのは

結構大人になってから物凄く足を引っ張る事があるんですよね。

例えば、小学校の頃から学校の勉強があまりできず、

テストで悪い点をとって、いつも叱られてた子が親になった場合

たぶん自分の子供にも、テストの点が悪いとなったら

普通に叱ると思うんですよね。自分の親がしてきた様に。

また、子供の学校のいじめにしても、

その子の親が部下や弱い立場の人をいじめているのを見て

それを真似て、学校でいじめをしている場合が多く、

それを自分の事は棚に上げて、子供を叱っていたとしたら、

その子が大人になった場合も

親とまったく同じ事を会社でやり他の所でもやり、

子供がいじめをしていたら自分の事は棚に上げて叱り、

と、自分の親がやってきた過ちをそのまま

自分の子供にもしていく場合があるんですよね。

しかも、何の疑問も持たずにです。

ただ実は、こういった事を平気でやってる人自身は、

そんなに悪人と言うほどの悪い人では無い場合が多いのですが

例えば、生きる事で手一杯の人や、心に余裕が無い状態の人、

また、病気をしてたり、会社に振り回されてたりして、

自分のペースで生きていけて無い人が

こういった状態に陥ってる事が多いようです。

また他にも、真剣に自分の人生を考えない人や

今の自分の生き方に疑問を持たずに流されている人は

こういった負の遺産について

自分なりの考えや答えを出す事ができません。

つまり、自分の問題として真剣に考えないものだから、

親のやってたことを、今の現状と照らし合わせて

よい事なのか悪い事なのかを一切自分で考えることが無いまま

無条件で親と同じ事をやってしまう場合があるわけです。

まあ、親が生きていた時代と私達が生きてる時代を比べてみても

環境どころか考え方からして、かなり違ってきてます。

そこの所を考慮せず、親がやってきたとおりの事をして

100%完全にうまくいくはずがありません。

だから、親子関係で悩んでる人は、

まずは、自分の親が自分にやって来たことを

今の現状と比較して良いのかどうか

考えていくといいかもしれません。

そうする事で、自分の中にある

親の負の遺産を見つける事ができると思います。