どんな事でも選択権はいつも貴方にあるというお話

例えば、占い鑑定をしていると、

「生きていくことすら辛いです」と

私の所に相談に来られる方がいらっしゃるのですが

ただ長く占い師という仕事をしていると

どこの占い師さんでもこういった相談を受けることは

あるものだとは思うのです。

そしてこの生きていくことすら辛いと

相談に来られる方の場合

ひとつだけ、重要なことを忘れてしまっている方が

意外と多いと、個人的に感じてしまうわけなんです。

その重要なことと言うのが、

「選択権はあなた自身にある」

ということなんです。

確かに、相談に来られた方のお話を伺っていると

辛い人生を歩まれているなと感じる事は多いのです。

が、その辛い人生を「選択した」のはその人自身なんです。

(他の人がそれを強制したわけではないのです)

例えば、夫婦の関係が

文字通り無茶苦茶になってしまって

離婚を決断され、離婚された方の場合だと、

次に再婚した時には、

幸せな家庭を作れるかもしれないわけですが、

しかし、また

不幸な家庭環境になってしまう場合も

やっぱりあるわけです。

ただ、そういった生き方を

選択してきたのは、

やはりその人自身なんです。

離婚を決めたのもその人自身で、

不幸な環境を作ってしまったのもその人自身です。

これが他人のせいだったり、

その旦那や妻のせいだったとしたら

「相手に責任がある」

という話になるかもしれませんが、

基本的に、その人の人生に起きた事は

「全て」その人自身の責任であり、

選択権もその人にあるのが普通なのです。

逆に、他人のせいで

自分が不幸になってしまうとしたら、

その他人が何とかしてくれない限り、

絶対に自分が幸せになれないという

話になってしまいます。

そうなると、

いくら自分の考え方や行動を変えたとしても

絶対に自分自身の力で

幸せにはなれなくなってしまいます。

ただし、他人のせいで不幸になったと

「考える事」はできますし

他人のせいで不幸になったと

「受け取ってしまう」ことも

やろうと思えば出来るのですが

それをすると上に書いたとおり

本当に自分の力で

幸せになれなくなってしまいます。

だから、考え方としては、

人生の選択権はこちらにあり、

自分に起きて来た事に対しては

全てこちらの責任だ。

と考え行動していくと、

幸せになるのも幸運になるのも今後は自由に

自分で「選択」できるようになるわけです。

これを、他人に自分の人生の選択権を明け渡し、

自分の責任をも他人に押し付けてしまうと、

今度はその他人の言いなりの人生しか

自分は歩めなくなってくるわけです。

そんな事をすれば

誰だって「生きていくのが辛く」なるのが当たり前です。