幸せを自ら作り出せる人、逆に自ら不幸になっていく人の違い

私は占い師だと言う訳でもないとは思うのですが、

人をよく観察することがあります。

例えばその人のクセというのを見るとはなしに見ていますし、

占いの時の話を聞く態度といいますか、

聞く姿勢というのもなんとなく観察する様にしています。

ただそうすると、なぜだかこの人は今後運が下がるだろうな。とか、

この人は今はどん底だけども、これからドンドン運が良くなっていくな。

といった事が見えてくる事があるのです。

しかしこういったお話は、占い師を長くやってる人なら、

もしかしたら誰でも身につけている技術なのかもしれません。

実際に人を見抜く技術を持ってないと占いは難しいですし。

さて、この人を観察するというお話は

その人のよい所を真似るのに結構重要だったりもするのですが

ただ今回お話したいと思ってるのは自ら幸福(不幸)を作って行く人のお話です。

その前に自ら幸せを作って行けてる人の場合は、どんな問題や悩みであっても

自分である程度解決できたり、周りの人が助けてくれるので、

別に誰か他の人のアドバイスが無くてもほぼ大丈夫な場合が多いようです。

さて、逆に自ら不幸を作って行く人を観察してみると、

だいたいいつも何かに悩み、心配ばかりしている人が多いです。

ただし、ここで問題になってくるのは、悩む事や心配する事自体は、

別になにか問題があるといった話でもなくて誰もがしている事なんですが、

これらにプラスして「後ろ向き」だったり、「ネガティブに考える」と

これが不幸に繋がっていく場合が多いようです。

まあ、誰だっていつだって悩み事は尽きないもんですが、

これに+して他人との比較をしすぎると劣等感に悩まされる事がありますし、

また心配はしない方がいいと言われても心配する人はやっぱり心配するわけで

それならほどほどにとアドバイスするのですが、その人が体調が悪かったり

今の現状に不安を覚えて恐れを抱いてたりすると、

どんな事でもネガティブに考えてしまう場合も出てくるわけです。

(まあ一人暮らしで風邪を引いて寝込んでるところを想像してみてください。

経験した方なら分ると思うのですが、一人で寝てると無性に寂しくなったり、

不安になったり、嫌な事ばかり考えてもの凄く孤独を感じてしまって

ネガティブになりやすくなってしまう訳ですが、こんな感じの状態の話です)

そしてこの劣等感が続くと後ろ向きな考え方になりやすいですし、

ネガティブな考えばかりしてしまうと、

被害妄想に陥りやすいというのも出てくるわけです。

まあどちらも、あまりお勧めとは言えない状態ですよね。

これが逆に自ら幸せを作っていける人の場合だと心配する時でも悩む時でも

+αとして、前向きに、ポジティブに考えていく場合が多いのです。

だから結果的にあまり劣等感に悩まされる事もありませんし、

ネガティブに考えないとやっていけない状態に陥ることもまず無い訳です。

そしてこれが自ら不幸を作り出してしまう人との根本的な違いです。

例えば、自分に起きて来た出来事や、

自分の周りに起きて来た出来事というのは、

自分にとって良い出来事、もしくは悪い出来事かの2択でしか

評価する(受け取る)事ができません。

そこで後ろ向きにネガティブに考えて受け取れば(評価すれば)

どんどん人生が辛くなっていきますし、

また自ら不幸を招くような生き方にも繋がってしまうわけです。

逆に前向きに受け取りポジティブに考えるようにすれば、

確かに同じ出来事ではあるものの

気持ちだけでも楽になれる場合が多いのですし、

嫌な事や辛い考えにあまり傾かないので、

なんとか前を向いて生きていける様になります。

そしてこの積み重ねが

自分の幸せにつながっていくという話にもなるわけです。

ただ、この2択の受け取り方は、その人自身が決めることであって、

周りの人や別の人が決める話ではないので注意が必要になってきます。

例えば、「いつかだれかが自分の人生をなんとかしてくれるだろう」

といった他人任せの考えを持っている人とかは、

ほんとうにいつまで経っても、自分を変える事が出来ずに

いつも不本意な生き方をし続けなければいけなくなります。

実際にこういった人生が上向かない人というのは、

いつまで経っても自分で考えず、自分で決めないから

この状態に陥ってしまっているというパターンが本当に多いのです。

だから、自分の人生は自分で決めてください。

その一歩として、

自分に起きて来た出来事の受け取り方を前向きにポジティブに受け取る。

という事をしてみることをお勧めしたいです。