無条件で与える事(give and give)がどうしておすすめなのか?

いろんな悩みを抱えておられる方達を見ていると、
ときどき思ってしまう事として、

どうしてその欲望の数々を少しでもいいので
手放す事が出来ないんだろうか?
と疑問に思ってしまう事がたまにあるのです。

また「○○しなければならない」と
考えてる事の数があまりにも多い人にも、

なぜそういった自分にとって苦痛になる考えを
自ら手放すことが出来ないんだろうか?
と思う事もしばしばあるわけです。

ただ、そういう人達はやはり、
手放す訓練といいますか、手放す習慣が無いから、

過去では必要だったかもしれない話だったかもしれませんが
今では使う必要も無い考えを後生大事に抱えてたり、
欲望の赴くままに、あれもこれもと
欲しがってしまうのかもしれません。

しかし、そんな事を今後も続けていくとなると、
最後の最後は身動きが取れなくなってしまうかも。

そしてそうならない為の、ひとつの提案として、

以前お話した、give and give の生き方をお勧めしたいです。

例えば、今、自分が持っているの物の中で、
友達や身近な人が欲しいと言ってるのなら、
生活に支障が無い程度に全部あげてしまって
かまわないと思うのです。(自己責任ですが)

実際に値段としたらかなり高かったとしても、
一生に1度使うか使わないか?と言うレベルなら、
明らかに大事に使ってくれそうな人にプレゼントした方が、
そのモノも、喜ぶと思いますし、なによりそのプレゼントを
貰った人も大喜びだと思う訳です。

また、簡単なところでいうと、買ったのはいいけど
一度着てみたら、自分には合わなかった。という服とか、
いくらでもあると思います。

服などはまさに、欲しい人で着れる人に
あげてしまえばいいと思う第一候補だったりします。

そしてこのプレゼントをあげるコツとしては、
・見返りを求めないであげること。と、
・後から返して。と言わないことと、
・笑顔で気持ちよくあげることです。

これを、相手が喜んでもらえるもので、
生活に支障が出ない程度で、自分がホトンド使わないものなら
どんどんあげてしまうという感じでやっていきます。
(自己責任で)

とにかく、何でもかんでも
手に入れたら後生大事に取っておくクセを
直していくにはこれが一番だと思います。

そしてこれが習慣になっていくと、
モノ自体にもあまり執着しなくなってくる人もいますし、
なにより、精神的に身軽になった事を実感できると思います。

ただ、今自分の持ってる悩みも直ぐに手放せるのか?
となると、人によってはまだ難しいとは思いますが、
どんな事でも、モノでも、考え方でも、
手放すための練習にはなると思います。