これは斉藤一人さんがお話していた話題なんですが、
人というのは「褒められる事」が大好きなんだけども、
自分から褒めるとなると、苦手な人や全くしない人が結構いる。
らしいです。
これは私もそうですが、周りの人を観察していると、
確かに褒めるよりも褒められる方が大好きな人が多いように感じます。
さらに言ってしまうと、褒められる事が大好きなんだけども、
周りの人は誰も自分を褒めてくれないから(褒めてほしいが為に)
聞かれもしない「自慢話」をする人を時々見かける事があります。
ただどちらにしても、褒められるのは気持ちのいいものですし、
誰だって褒められれば気分が良くなるってもんです。
しかし、褒められる事が好きな人が多い割には、
自分で自分を褒めようとする人が
現実にはあまりいないようなんですよね。
そしてこれも一人さんが話していた話題なんですが、
自分の機嫌は、自分でとるように(コントロールするように)
しないといけない。というお話を以前聞いた事がありました。
これは、自分の機嫌をいつも良くして楽しく生きていこうというお話ですが、
通常、自分の機嫌というのはコントロール出来る物ではなく、
例えば自分にとって都合が悪い事が起きて来るたびに、
不機嫌になるのが普通になっている人が多いと思います。
しかし、何かの出来事や周りの人の影響によって
その都度不機嫌になってばかりいると、どうしても
不機嫌になる度に周りの人に気を使わせる様になってきます。
そしてこの、いつも人に気を使わせるような人というのは、
= 運が良い人 とは言えなくなってしまうんですよね。
ただ考えてみれば、いつも運が良さそうな人で、
不機嫌な顔でいつもイライラしているというった感じの人を
私自身あまり見た事がありません。
そういった不機嫌な顔でいつもイライラしている人というのは
どちらかというと、物事が上手く行っていない人や運が悪い人に多いです。
そしてそうならない為にも、
「自分を褒めて」
「自分で気分を良くしていこう」
という提案です。
ただ、日本人というのは、恥かしがり屋さんが多いので、
人を褒めるのが苦手な人が多いのは現実に有ると思います。
だから周りの人から褒められるのを待っているよりも、
自分で自分を積極的に褒めていった方が、効率が良いという話です。
ただここで別の視点から書いてみると、
自分を褒めるよりも貶めるのは
普通にやってる人は多いですよね。
たとえば、
「自分なんか」とか「どうせやってもむだ」とか
「自分に出来るわけなかったんだ」とか、
こういった言葉を使って自分の価値をどんどん下げていく人がいますが、
こういった言葉を自分にかける行為というのは、
褒めることの真逆の行為となるわけですし、
しかもこれ、無意識的にでも
結構やっている人が多いので要注意なんです。
そしてこういった言葉を自分にかけるのは今後は止めて、
何でもいいので自分で自分を褒めるようにしていくわけです。
そして自分で自分を褒められる様になってくると、
なぜだか理由はわからないけど気分が良くなって、
楽しくなってくると思います。
そしてこの状態が、自分で自分を褒めた結果、
自分の機嫌を上機嫌にもっていけた状態となります。
ちょっと理屈っぽい説明ですが、
流れとしては、
自分を褒める
↓
なぜだか気分がいい
↓
さらに自分を褒める
↓
不思議と上機嫌になる
といった感じです。
これを繰り返し習慣として身につける事ができれば、
いつも機嫌が良い人になれてしまいます。
実際にいつも運が良くて幸せな人というのは、
誰が見てもいつも機嫌がいい人でもあるんですよね。