運の良し悪しで人生が決る?!

ここ最近、仮定の話として、

人の運命はこの世に生まれる前から決まってる(決めてきている)

というお話をしてきましたが、

このお話はあくまでわたし個人が、

そういった事もあると仮定して、それを前提にお話しています。

だから世間の常識から見れば間違っている場合も多々あるので

鵜呑みにはしないようにしてみてください。

さて、今日は運の良し悪しで人生が決るかどうかについてお話していきます。

まず最初に個人的な考えを書いていきますと、

運の良し悪しで人生が決るという事は

私は「無い」と考えています。

というのも、ここ最近、この世に生まれる前から人生を決めてきている。

というお話をしてきたように、運が良いと思える様な出来事でさえも、

生まれる前から決めてきている可能性があるからです。

(ただし、こういった話は科学的に解明しようとしても
 
 今の科学では証明できないので立証できません。

 だから、信じるか信じないかはその人次第となります。

 嘘だと決め付ける事は出来ますが嘘だと証明する事もできません)

例えば、ある人が初恋の人とつきあう事が出来た上に結婚できたとしましょう。

しかし多くの場合、現実には初恋の人とつきあえることはそう多くはなく、

そのまま結婚まで行くとなると、かなり稀なケースになると思います。

つまり、初恋の人とつきあえた上に結婚できた人はかなりラッキーな人となります。

しかしこれをこの世に生まれてくる前からお互いに決めてきたことだとしたら、

ちょっと言い方が悪いかもしれませんが予定調和とか筋書き通りという話になってきます。

実際に筋書き通りにストーリーが展開して起こってきたことに対して、

「運が良い」とか「ラッキーだ」というのは、少し違うと思いませんか?

例えば、どんな出来事であっても、

起きて来た瞬間はなにも意味づけされていません。

実際にはどんな出来事でも、

それを経験する側の人が意味をつけていくので、

良いも悪いもその人次第となるのはご存知の通りです。

そしてこれを合わせて考えていくと、

つまり、筋書き通りの人生を歩んでいるのにも関わらず、

自分が計画したとおりにストーリーが展開している事を

「完全に忘れてしまっている」ために、

筋書き通りに起きて来た事に対して、

周りの人と比べて優位に立ててると思えれば「運が良い」と判断し、

不利な立場になったと感じたら「運が悪い」と判断してしまうのが、

私も含めて普通の人の人生の生き方(歩き方)となるわけです。

そして、ちょっと不思議に思いませんか?

「完全に忘れてしまっている」と書きましたが

なぜ自分はこの世に生まれてきた時に、

何も知らない状態で生まれてきたのかについて。

このことを普通の人は深く考えようとしませんが、

自分がなにも知らないのは本当はおかしい事なんですよ。

しかし、何も知らないのには理由があってそうなってるという話もあります。

例えば、この世に生まれてきた時に(自分が前もって計画した人生設計を)

何も知らなければ、起きて来る事起きて来る事に対して、

その場面場面で一喜一憂できますよね。

これがもし、前もって計画してきた事が分かっていれば、

次に何が起きて来るのか展開がわかってしまうので、

最終的には、ある意味予定調和の人生を歩むことになり、

驚きの無いつまらない人生になってしまうかもしれなかった訳です。

(こういった事から、この世に運の良し悪しがある理由のひとつに、

「何も知らない状態で生まれてきた」こともあると私は思う訳です)

さて、話を戻しましょう。

私達は基本的に何も知らない状態で生きているので、

例えば、現実になにか起こった時に、

自分にとってそれが都合が良ければ「運が良い」

逆に都合が悪ければ「運が悪い」と判断していく事が習慣になっています。

しかし、起きて来た出来事そのものは、

良いとか悪いとかいったものはなくニュートラルな状態で、

しかもその起きて来た出来事は前もって自分が計画してきた

出来事なのかもしれないわけです。

そう考えていくと、その出来事を経験する立場の自分が、

運が良いか悪いかの判断を自らくださなくても、

「その場で人生が決っていく」ことは無いと私は思うわけです。

(運が良いとか関係なくその出来事は起こってきている訳ですので)

だから結論としては、

運の良し悪しで人生は決ったりしない。

が私の答えとなります。

ただ、どんな出来事であってもニュートラルの状態で現われてくるならば、

その出来事を経験する自分の受け取り方を変えてやるだけで、

どんな出来事も「幸運な出来事」にしてやる事が出来るのでは?

と私は考えています。

では、どうやったらどんな出来事も幸運な出来事にする事ができるのか?

という話は、少し長くなりすぎたのでまた別の機会にでも書いて行こうと思います。