以前占い鑑定に来られる方の中には優柔不断な人をたまに見かけますと書いたのですが、
この優柔不断な人というのは、個人的には意外と多いように感じています。
ただ別に優柔不断であっても、うまく行ってる人なら問題ないのですが、
実際にこの優柔不断の何が悪いのかといいますと、
例えば、重要な場面で即断が出来なくてその人も周りの人も
困ってしまうという事が挙げられると思います。
まあ重要な事と言っても、
多種多様で例えを出すのも数がありすぎて難しいのですが、
例えば、自分の部下の不手際でお客様からクレームが来ている場面とかで、
自分としては、明らかにお客様の方が悪いと判断できる場合、
そこで部下を取るかお客様の方を立てるか悩んでしまうケースがあります。
そこでもし、どちらか選択しなければいけないとなった場合、
普段から自分の部下についてしっかり考えておけば、
お客様の方を立てて部下を叱ったり、
お客様の言い分が受け入れられないと判断し、
お客様の方を切る判断が「即」下せるわけです。
これが優柔不断な人の場合だと、決断できずにどっちつかずで
結果的にどちらからも反感を買ってしまうケースがある訳です。
ただ、これはまだ命に関わっていないので、いくらでもやり直しができますが、
これがもし自分の命に関わってくる場面では、とにかく早く決断しないと
命を落とすことにもなりかねないかもしれないのです。
まあ、こういった事はそんなに頻繁には起きてきませんが
例えば自分が交通事故に遭ってしまい、
出血がひどくて輸血の必要があると医師が判断した場面で、
自分に意識がある状態ならその輸血を拒否しなければいけないのに
優柔不断だと医者のいいなりになり輸血をされてしまう場合があります。
これはあまり知られてない情報なのですが、
輸血というのはある意味臓器移植と同じものでして、
もし他人の血液が自分の体質と合わなければ、人によっては、
アレルギー反応を起こして死に至るケースがあるのです。
だから輸血は拒否しなければ、
その交通事故でなく輸血で死ぬ場合があるのです。
もう少し具体的に書くと、輸血というのは
他人の血液を自分の身体に入れる行為ですが
この他人の血液というのはあくまでも他人の血液であって、
自分の血液とは全く違うので入れた途端に多少の免疫反応が出てくる事になります。
まあ、多少の免疫反応が出た程度なら、
アトピーなどの軽いアレルギーレベルなので
まだ死に至る事は無いかもしれませんが、
そのせいで確実に免疫力は低下します。
しかしもしアレルギー反応がきつく出た場合、あの蜂に指された時の様な、
アナフィラキシーショックのように死に至るケースがあるようです。
もう少し具体的に書くと、事故などで血が足りない場面で輸血をしても
その血液が自分の血とは完全に合わない血液だった場合、
自己免疫力が働いてその血液を身体の外に出そうとして
血が止まらなくなる場合があるようです。
そこで無理にでも出血を止めようと努力しても、
他人の血が自分とは合わない訳ですから、
ずっと出血し続けるので時間の経過とともに皮下出血を起こし、
臓器の中でも出血を起こすようになり最後は死に至るわけです。
そしてこの症状を医学では
GVHD、輸血ショック症候群というのだそうです。
そしてもしこのGVHDにかかってしまうと、
生存率はゼロになるそうです。つまり確実に死ぬわけですね。
ただ、そうは言っても血が足りない状況になったら
輸血しなければいけないのでは?と思われる方もいるかもしれませんが、
輸血しなくても生理食塩水で十分なんとかなるようです。
(ここの部分は調べてもらったら直ぐわかると思います)
しかし、こういった情報をまったく知らなければ
医師の言うとおりに輸血をするでしょうし、
また優柔不断な人だと、医者のいう事を断る事も出来ずに、
流れに任せて輸血してしまうかもしれません。
だからこういった緊急の場面であせらない為にも、普段から積極的に情報を集めて、
自分の中でしっかりとその事について考える事をおすすめしたいのです。
実際にわたし自身も迷う事があったり、優柔不断な事を結構してたりもしますが、
普段から「こうなったらこうする」といろいろ考え決めているので、
意外と切羽詰った時でも落ち着いて決断できる場合が多いです。
まあこういった話も人それぞれだとは思いますが、
最終的にはどんな場面も覚悟さえ決めてしまえば、
なんでも即断できるようになれると思います。