意外と自分は周りに影響を与えていないとおもいがちな人が結構います

これは私の場合での話しなんですが、

占い鑑定をしているとどうしても相談者の影響を受けてしまいがちでして、

例えば相談に来られた方が暗い気持ちでお話されたりすると、

いつの間にか自分自身も暗い感じでお話するようになってくる事があります。

(ただ、その場の雰囲気や話の流れがありますので、

 例えば深刻な相談を受けている時に、ハイテンション&笑顔で

 楽しそうに笑いながらというのは流石に場違いでやっていませんが)

まあ人間というのは、人に影響を与えたり

影響を受けたりするのは当たり前の事ですので、

こういった事はどこにでもあるよくある話だと思います。

ただ、こういった自分の気持ちが落ち込んだままの状態の人や

心配ばかりしている人やイライラしてばかりいる人の場合、

実は知らぬうちに周りの人に影響を与えてしまっている事が結構あるのです。

例えばよく見かける状況としては、いつもイライラしている上司がいて、

その上司の部下の人もその上司の影響を受けていつもイライラしてくる様になってくるとか。

また、母親がいつもヒステリー気味に子供を叱っている家庭とか見ていると、

その子供も自分が大人になった時に

親と同じようにヒステリー気味に子供を叱る事が実際にあるのです。

例えば個人的に親が子供に与える影響であまりよくないなと思われるのは、

心配性の親が自分の子供にまで心配性にしてしまうパターンです。

特に母親がこのタイプだと、ほぼその親の子は心配性になり、

何に対してもびくびくするようになってきます。

まあ、この話はまた別の機会に詳しくしていくにしても、

人というのは周りの人から影響を受けることもありますが、

自分自身も周りに影響を与えている事が結構あるのです。

だからもし、自分の立場が子を持つ親の立場なら、

自分自身がどれだけ子供に多大な影響を与えているかを自覚して欲しいですし、

また、部下を持つ上司なら、自分がどれだけ部下に

強烈な影響を与えているのかを自覚しておいていただきたいと

つい思ってしまう事もあるわけです。

ただまあ、あまり神経質になる必要はありませんが、

ただ人間関係を良くしていきたいと考えている人ほど、

自覚が必要な気もしています。

例えば「人にしたことは自分に返ってくる」という言葉にもありますように、

人に与えた影響が良い影響なら相手からも良い影響を受ける事が増えていくでしょうし。

もちろん逆のパターンでもしっかり返ってくるので、

そこの所は意識していった方がいい人もいるかもしれませんね。

どちらにしても、意識しようが意識しまいが、

人というのは影響を与えている側であり与えられてる側でもあるわけです。

そこで良い影響を受けたいと思う人の場合は、

自ら積極的に人に良い影響を与える人にならないと

今後は難しいかもしれませんね。


ふと想った事
世の中思ったよりも悪くない、ここにヒントが隠れてる