例えば会社で働いている時に同僚や部下が自分の仕事を持て余していたとします。
そういう時親切な人は、その同僚や部下の仕事を手伝ってあげると思うのですが、
しかし、その親切に手伝った事について後から見返りを求めるような事は、
やはりあまりしない方がいいと私は思っています。
というのも確かに仕事が終らなくて忙しくしていたのだろうとは思うのですが、
相手が手伝って欲しいと言ったわけでもないのにこちらから手伝って上げた場合、
それがたとえ相手にとって大変助かった事であっても、
それで見返りを求めてしまうと、善意の押し売りになってしまう気がするのです。
まあ、ケースバイケースですので必ずしもそうなるとは限らないのですが、
ただ、これは何も仕事に限った話ではありません。
たとえば、友達がお金に困っていて大変そうにしているのを見かねて、
(その友達から頼まれた訳でもないのに)お金を上げたとしましょう。
もちろんその友達は思わぬところから助けが来た訳ですので、
その時はもの凄く喜ぶとは思うのですが、
しかし喜ぶのも恩に感じてお礼をいうのもその時だけで、
基本的にどんな人間関係にある人であっても
こちらから依頼してもいない手助けというのは
あまり印象に残らないケースが多いような感じがするのです。
まあ、相手が依頼しようが依頼しまいが、
こちらが何かを期待して援助する事自体、
あまりやらない方がいいことなのかもしれません。
とくに何かをあげるという場面では、
口では「いいのよ^^気にしなくて」とか言いつつも、
本音ではがっつり見返りを期待している!
何てことはあまりやらない方がいい気もします。
まあ、見返りが欲しいなら見返りが欲しいとその時言っておけば、
相手の方も交換条件として理解するので、
その相手も断るなり、なんなりできるのですが、
しかし、無償の善意に見せかけた単なる善意の押し売りだった場合は、
後になってからお互いに水掛け論になる場合もあるので
前もってトラブルを避ける為にもやっぱり止めた方がいいでしょう。
まあ、人にしたことは全部自分に返ってくるものです。
損したら嫌だからという理由で見返りばかり求めて何かをするよりかは、
何も見返りを求めないで、自分がしたいからそうしていく。
という方が気分的にも楽だと思いますよ。