言葉は自分を活かす事も殺す事もできるというお話

実は普段から私達が普通に使っている言葉の中で

こういった(文字通り)人を傷つける言葉がある事は

あまり知られていません。

(たとえ知っていても軽視している人が多いと思います)

例えば「だからあなたはダメなんだ」という言葉を

平気で使っている「親」や「上司」が現実にいます。

これは、自分の期待に答えられなかった子供や部下に対して

自分の思った事をそのまま言葉にしたのでしょうが、

これはある種の呪いの言葉です。

実際にこの言葉を言われ続けた子供は、

その子本来の力を発揮できにくくなるばかりか

何か挑戦する度に、この言葉を思い出し

次第に失敗を恐れる子供になってきます。

また、部下にこういった言葉を何度も言い続けていると

まず上司であるその人自身が嫌われるでしょうし、

部下も次第に結果や成果を出してくれなくなってきます。

まあどちらにしても、

その人のやる気を無くさせることに

とても効果的な言葉ですから、使えば使うほど、

相手をどんどん傷つけていくでしょう。

また逆に自分自身に言ってしまうある種の言葉もあります。

例えば、自分はダメなやつだ。とか、

この病気は治らない。という

後ろ向きな言葉です。

これらは、自分自身を言葉通りにダメにする言葉で、

使えば使うほど、どんどん本来の力が出せなくなってくる

ある種の呪いの言葉です。

また、病気にしても同じで、病気というのはどんな病気も

自分の今までしてきた「行い」や

自分の「発した言葉」の結果、

もしくは「表れ」に過ぎないわけですが、

それを一切改めようとか改善しようとかせず、

ただただ「この病気は治らない」と言って、

自分に起きて来た因果応報に対して諦めたり

無関心になってしまう人もいるわけです。

しかし、そうなると

結局貴方は何のために生まれてきたのか?

という話になってくると思うのです。

あと、本気で持病を治したいのなら、

この言葉は禁句となります。

本気で治したいのなら

たとえその病気がどんなに治りにくい病気であっても

絶対に「この病気は治らない」とは言ってはいけません。

もちろん言うどころか全く思わない事がベストですが、

それはなかなか普通の人は難しいかもしれないので

言葉にしなければとりあえずOKです。

まあ、どんなに不幸でもどんなに不運でも、

今の自分に起きている事をそのまま言葉にする人は

あまり言葉の力を理解してないんだろうなとは思います。

現実に本気で幸運になりたい人や

本気で幸せになりたい人は、

今の自分の状態をそのまま言葉にするのではなく、

将来、自分が希望する状態になった時の言葉を今使うというのが

言葉の力をよく理解されてる方の言動だと私は思っています。

ただ、ちょっとわかりにくかったかもしれませんが

そういうことです。