NOと言える生き方

私がときどき頭の中で考えていることで

「楽に生きていく為にはどうすればいいか?」

とふと思うことがあるのですが、

ただまあ、これについては

自分が楽に生きて生きたいからこういった事を考えるというよりも、

日本に住んでいる人の多くが、この考えを基本にして生きているので、

この答えはなんだろう?と個人的に時々考える事があるわけです。

そしてその答えとして私が考えているのが、

例えば何か頼られた時や、お願いされた時にNOと断ることが

いつでもできる事が、楽に生きれる条件の一つじゃないかと思ったのです。

例えば、人は誰しも「やらなければ行けない事」ってありますよね。

しかし、誰でもそうだと思うのですが、

やらなければいけないと分かっていても、

それをやりたくない時というも実際にあると思うのです。

しかしほとんどの人は、お金のため、人間関係のため、会社のため、

家族の為にと守る人がいたり、守るものがある為に、

やりたくない時でもNOと言えずに無理してやっている場合が多いです。

しかしそこで「NO」と言えるようになれば、

もの凄く楽な人生になると思いませんか?

実際私もやりたくない事を無理矢理やらなければいけなくなった時は

かなり辛いのですが、それを「いつでも」NOと断れる状態に自分がなれたら、

もの凄く楽になると思いました。

しかし、基本的にどんなに高い地位に就こうとも、

どんなにお金持ちになろうとも、どんなに立派な人間になろうとも、

やらなければいけない事というのは、絶対にゼロになる事はありませんし、

また、気が進まないからと言って、毎回NOと断る事もできません。

とくに上に書いた様な人達ほどNOといえない場面ばかりだと思います。

では、どうすればNOと言えるような人生を生きれる様になるかといいますと、

例えば、人が来ない様な山奥にでもこもって一人で生きていく事ぐらいしか

私は想像できないんですよね。(自分ひとりなら誰も頼む人は居ないというわけです)

つまり、普通に生活している人は、

いつでもNOと言える人生は永遠にやってこない。

という話になります。

しかし「いつでも」でなくても、

自分がどうしても嫌な場面でNOと断れる生き方というのはできます。

そしてこの生き方をする為にはどうすればいいかといいますと、

人間関係を良くする為に人に喜んでもらえるような事を積極的にしていくのです。

ただ、そこで気になってくるのが、

なぜ人間関係を良くする事でNOと言える生き方が出来るのかというと、

実は、誰でも人に頼る場面というのは、

その相手に対して自分を助けてくれると期待して頼る事が多いのです。

それで頼ってみて相手に断られてしまうと、どんなに性格が良い人でも、

(相手に期待して頼っている訳なので)嫌な気持ちになるものなのです。

だから、頼まれ事をこちらはやりたくないからと言って断る度に、

頼んできた相手にどんどん嫌われていくのが普通なんですが、

しかし断る前に、

相手に対して喜ばれるような事を何度も前もってしておくことで、

頼む側として、たとえ期待したのに断られたとしても、

仕方がないかと相手が妥協してくれる場合が出てくるのです。

実際にこの様に相手が仕方がないと思ってくれれば、

断ったことで嫌われることはありません。

もちろん人間関係もそれで良くなる事はありませんが悪くなる事も無いのです。

まあこういった理由で人に喜んでもらえるような事をする事で、

どうしてもという時はNOと言える人生が送れる様になります。

ただそれ以上に自分にとって嫌な事すべてをNOと言えれば最高かもしれませんが、

そうなる為には、一人で生きていくか、もしくは、

世界征服でもして全人類を自分の僕にするしかありません。

まあ、一人で生きていくのも世界征服をするのも現実的ではないので、

とくに難しい事を考えなくても本気でやろうと思えば出来てしまう

人に喜んでもらえるような事をしていく事をお勧めしたいです。


ふと想った事
世の中思ったよりも悪くない、ここにヒントが隠れてる