トランプ大統領令の入国禁止措置をワシントン州連邦地裁が即時停止の判決を下しました

トランプが7カ国に対して入国禁止措置を執行した後、

1週間も経たない内にアメリカの地方裁判所が

大統領令の即時停止を命じる判決(仮処分)を下しました。

ただしこの判決で即、

入国禁止になっていた国の人達がアメリカに入国できるのか?

といいますと、今すぐ確実に即入国できる。

という事にはまだなっていない様子です。

というのも、まだ即刻停止の仮処分が出たのが昨日ですので、

それに対応するのに、もしかしたら数日かかるかもしれないからです。

また、アメリカ政府としても不服の申し立てをする様ですので、

今後どうなるかはハッキリしたところは分かりません。

ただし、アメリカ政府が不服の申し立てをするした後、

それに対する判決が出るまでの間は、入国は可能になるはずです。

そういった意味では、ほっとした人も多いのではないでしょうか。

ただ、今のアメリカの現状でまだまだ不穏に感じてしまうのが、

ワシントン州連邦地裁は入国禁止令に対して即刻停止の判決を出しましたが

他の州の連邦地裁では、入国禁止に対する即時停止の申し立てを

退ける判決を下している州もあるからです。

あと気になるのが、アメリカのメディアもトランプ大統領になってから

大統領に対する世間の批判の声が日増しに大きくなっており、

トランプに味方する側と対立する側に分かれて行っている様ですね。

つい先日も、ニューヨークタイムズが

名指しでトランプの批判を受けていましたが、

しかし、このニューヨークタイムズの売上が予想をはるかに上回った事で、

数字として目に見える形でトランプに赤っ恥をかかせましたね。

それにしても、この人が大統領になれた大きな要因のひとつに

まさに「金の力」というものがあったわけですが、

こんな人がよくもまあアメリカで経済的に大成功したものだと思います。

いや、資本主義のルール内で儲ける事に特別な能力があったから

大統領にまで昇りつめたのかもしれませんね。

考えてみるとお金を稼ぐ事以外全部ダメであっても、

大統領にはなれてしまうといういい見本です。

しかし、頭の回転は早そうに見えるので、

もしかしたら入国禁止にしたのも、単なる思いつきだけでなく、

ある実験をしたのかもしれませんね。

例えば、一部の国を入国禁止にすることで、

アメリカ国民はどの様に行動するのか?

を実験して見たかったのかもしれません。

まあ、これが本当だったとしたら、

アメリカ国民はトランプのモルモットって話になってしまいますが、

まさか、、、いや、世界を実質上コントロールしている人達は、

どこの国の国民も家畜扱いしているのでありえる話ですね。

まあなんにしても、今回の事で、

トランプのやっている事に一度ケチが付きました。

ハリウッドの俳優や世界的に有名なミュージシャンにも総スカンされてますし

これからトランプはどの様に行動していくか楽しみです。


ふと想った事
世の中思ったよりも悪くない、ここにヒントが隠れてる