腹が立つのに怒れないぐらい身体が弱ってると、次第に自分らしく生きるのが難しくなる?

この頃トランプ氏の傍若無人ぶりに個人的に腹が立つ事が結構あるのですが、

ふと考えてみると、こういった何かに対して腹が立てれる状態というのは、

今の自分の身体が健康な状態で無いとやはり難しいかもしれない。

と今更ながら思いました。

つまり、例えば腹が立つことが起きた時に自分の感情表現として

怒ることが出来る状態というのは、極端に言ってしまうと、

今にも倒れそうになってる人には体力的に難しい。

という話です。

まあ、ちょっと極端な話になってしまいましたが、

もう少し軽い状態の元気がない時や、

風邪で寝ている時でも同じでして、

自分が今、辛い状態で苦しさに耐えてる状態の時や、

それに耐えてきた事で体力が消耗しきった時には、

どんなに腹が立つような事が自分の身に降りかかってきたとしても、

思いっきり心底大声を上げて怒る事が出来ないと私は考えています。

例えば、朝から何も食べておらず、お腹が減って元気が無いときに、

普段なら腹が立つような事を言われても、(言い返す気力も無いから)

もう反応するのもだるくて聞き流す人も多いと想うのです。

考えていくと、

自分の中にある想いを感情表現として表に出す場面では、

どんな感情であっても結構体力を使ってしまうという話です。

さて、ここでタイトルに戻るのですが、

もし、今、自分の身体が弱っていて、体力的にも消耗していた場合は、

多分ほとんどの人が、思いっきり自分の感情を

表に出す事ができなくなってしまってるはずです。

ただそうなってしまうと、

腹が立っても思いっきり怒れないし、

楽しくてもおもいっきり笑う事が

出来なくなってしまうかもしれないのです。

しかし、こういった状態が続いて、

いつでも自分の想いや感情を表現できなくなってくると、

次第に自分らしく生きていくのが難しくなってくると私は思うんですよね。

(自分の思ってる事や言いたい事が言えない状態が続くので)

ただ現実には、どんなに腹を立てたくないと想っても

腹が立つ事は誰にだって起こりえますし、

逆に笑うべきではない場面だと自分でもしっかりわかっていても、

ハプニング的な(神がかり的な)笑いというのは出てくるものです。

しかし、そこで自分の調子が悪かったりすると

(頭痛が酷かったり気分が悪かったりすると)

思いっきり笑える場面なのに、笑っても半笑いぐらいで、

早く家に帰って横になりたいという方にばかり意識がいく様になるのです。

これは例えば、観光バスに乗ってて車酔いしてしまい、

楽しいはずの観光が車酔いで台無しになってしまう感じと似ていますね。

つまり、楽しい事や面白い事が素直に楽しめない状態になるわけです。

そしてこういった事が続くようになると、

やはり、自分らしく生きていくのは難しくなると私は思うのです。

だから最低でも、いつでも、

腹が立ったら思いっきり怒れるぐらいの体力は

いつも残しておくような日常生活を心がける事をお勧めしたいです。

まあ、思いっきり笑う事に関しては、

思いっきり怒るよりも体力は使わないので、

そこまで気にする必要はありませんが、

怒らないといけない時に怒れない状態というのは、

会社の中でも家庭の中でも、よくない状態だとは私は思っています。

ただ、運に関しては怒るのはよくないと何度も書いて来ましたが、

それよりも、病気や体力が無くて感情表現したくても

思いっきり感情表現が出来ないことの方が

よりよくない生き方だと個人的には考えています。

まあ、人の生き方は人それぞれだとは思いますが、

言いたい時に言えない状態で結局言えなかった場合、

後から心残りする場合もあるので、

やはり言いたい事があれば、その時言った方が

よりストレスも無く自分らしく生きていけると私は思うんですよね。


ふと想った事
世の中思ったよりも悪くない、ここにヒントが隠れてる