たとえば、この世の中には、
何か困ったことが起きたときに人から頼られる人もいれば、
まったく誰からも頼られない人の2つのタイプが居ます。
ただ、個人的には、人から頼られるよりも、
人に頼った方が楽だとは思うので、
実は誰からも頼られない方が気楽で気苦労しなくていいとは思うのですが、
まあ、誰からも頼られない人生というのも寂しいかもしれないので、
これについては好みの問題かもしれませんね。
ただ実際に何か難しい問題が起きた時に
自分でその問題についてとくに真剣に考えなくても、
人に聞けば一瞬で答えが出てくる場合も多いので、
それを考えると、一般的には、
頼られるよりかは頼る生き方の方が楽だとは思います。
そしてここからが本題になるのですが、
実際に私の友人の中にも頼ってくる人がいるわけですが、
ただやはりそこは頼られたなら
自分の分かる範囲でアドバイスしていく必要が出てきます。
しかしそこで安易に適当なことを言ってしまうと、
相手の方から、言われたとおりにしたのに失敗したとか、
恥をかいたとか言われてしまい、
最終的には、自分がした事については
どんな事でもすべて自己責任であるにもかかわらず、
失敗したことを人のせいにする人も中には出てくるので
結局適当な事はいえないんですよね。
だから分かる範囲で真剣にアドバイスをしているのですが、
それでもやっぱりいろいろ言ってくる人も居るわけです。
そこで、こういった責任の押しつけが無いように
私が個人的に気をつけていることとして、
「やるからには全部自己責任でやってね」
という一言を必ずつけるようにしてきました。
実際にどんなに頭が良い人でも、また、どんなに経験豊富な人であっても、
自分がやるのならともかく、自分以外の人が実際にやる場合は、
それがどんなに簡単な事であってもその人が失敗すれば
自分がそのすべての責任を引き受ける。という事はまず不可能です。
だからどんな種類のアドバイスだろうとも、
それを採用して実行するのはその人自身ですので、
それで失敗したなら全部自分で責任を取ってもらう。
という事を確認するわけです。
ただし、この話にお金が発生する場合はまた話が違ってきますが、
例えば友達同士の悩み相談については、全部やるなら自己責任でお願い。
と伝えておけば、後になってからもめ事になることも少なくなるはずです。
ただそれ以前に、
真剣に話を聞き誠心誠意でアドバイスをしていってれば、
たとえそのアドバイスで大失敗したとしても、
人のせいにされることはあまりないはずです。
まあ、悩みの相談でアドバイスをすることについては、
それ自体がトラブルの種になることも多いので、
自分の方では手に負えないし責任もとれないと分かった時点で
早々に断りを入れた方が、話がこじれなくて済むと思いますよ。