例えば、自分の長所や得意分野(出来ること)というのは、
意外と自分自身では把握していなくて(わかってなくて)
周りの人から言われてやっと自覚した。
というケースも結構あるようです。
例えば、今の仕事を辞めて転職しようと思った時とかでは、
だいたい今の仕事と似たような系列の会社に転職する場合が多いのですが、
別に、転職するときに今までと同じような仕事を選ばなくても、
自分の長所(特性)を活かせる全く違った仕事に転職したってかまわないわけです。
しかし普通の人の場合、今までした仕事(できていた仕事)が
自分の特性を活かせる仕事だと考える人が多く、
今後もずっと同じような仕事を選ぶケースが多いのですが、
実は自分の中には、
自分でも気づかない特性(長所)が他にもあり、
その特性を活かした仕事に就ければ、
もっと自分の実力を発揮できる場合がある。
という事も現実にあるわけです。
しかし、自分の長所で、特に苦も無く普通に出来ることというのは、
自分の中では当たり前すぎてそれが長所だと気づけない場合があります。
そして気づけないで居ると、
せっかくの長所を活かせる仕事に就けるチャンスがあっても、
見逃してしまう場合があるのです。
そしてそうならない為にはどうしたらいいかといいますと、
自分の周りにいる友達や家族に、
自分の長所を聞いてみることをお勧めしたいです。
これは実際に家族や友達に自分の長所を聞いてみるとわかるのですが、
意外と自分が思ってる長所とは違った長所を挙げてくるケースが結構出てきます。
例えば、特に意識してなくても
普通に書いてるだけでも字がきれいな人などは、
まあ、それが当たり前だと思ってる場合が多いので、
周りの人に字がきれいだと言われない限りは、
自分の字が特別にきれいに書けてるとは気づけない事もあるわけです。
また、自分で気づけないことの中には綺麗な声の人とか居るのですが、
やっぱり直接周りの人から綺麗な声だと言われないと、
気づけない場合が多いです。
まだまだ他にもたくさん長所についてはお話がありますが、
意外と自分では気づけない長所というのは結構あるわけです。
そしてその長所を活かすことで、
問題が解決できる場合も時としてあるので、
例えば転職などはもちろんのこと、
人生の中で何かひとつ道を選ぶ必要が出てきた時に、
周りの人に自分の長所について聞いてみると
何かのキッカケになるかもしれませんね。
もちろん、どんな問題でも解決するのは自分自身ですが、
自分の長所がよく分からない事で問題が起きたり悩んでしまう場合は、
人に頼るというのも悪くない選択だと思います。