例えば、何かの心配事や、
絶対に失敗してはいけない事を延々考えていると、
なぜだか(いつの間にやら気づいたら)
完全にそうなってしまっている事があるのですが、
人の思い込みというのは「力」があるので、
とくに口に出さなくても、延々思い続けるだけで、
その思った現実を引き寄せてしまう場合があります。
ただ、その想い自体が
自分にとっても周りの人にとっても良いことなら、
とくに表立って何か悪いことをする訳でもないので、
延々なにを想おうがその人の自由だとは思うのですが、
逆に自分勝手でわがままな思い込みだったり、
自分自身に害をなすような思い込みは、
やはりあまりやらない方が身のためだと思います。
というのも、最初にも書きましたが、
心配事や失敗したらどうしようとかいった事ばかり考えていると、
その心配事が現実化したり、思ったとおりに失敗する事が
ほんとうに起きてしまう場合が出てきます。
まあ、心配事でも特に深刻でない軽い心配事なら、
それほど害もあまりないかもしれませんが、
人というのは思い込みが行き過ぎて
完全に信じる所までいってしまうと、
その思い込みによっては自分自身を病気にし、
さらにその病気で命を落とす事すらあるのです。
ただこれについてのたとえ話は
以前にもいろいろ書いてきたので今回は省きますが、
できれば自分で自分を貶めるような思い込みは
なるべくしない方がいいでしょう。
まあ、心配事が後から後から思い浮かんできて、
どんどん悪いほうへ悪いほうへ思い込んでしまう人も中にはいますが、
そういう人は、そうならない様に必死になって行動する事をお勧めします。
というのも考える時間があるから
悪いほうへ悪いほうへと考えるのがクセになってる場合もあるので、
その考える時間を完全に無くする位に一生懸命行動していれば、
結果的に悪い方への思い込みも減ってくるというわけです。