自分を犠牲にしても、自分だけどころか周りの人達も幸せにはなれない?

例えば、ここぞ!という時に

運がない人やチャンスを取り逃がしてしまう人、

また、普段からあまりしあわせそうには見えない人を見ていると、

どうも、自分を犠牲にして生きているから

こういった事になってしまっている人もいるような感じがしています。

まあ、チャンスを逃がしてしまう人や

不幸そうに見える人すべてという訳では無いでしょうが、

自己犠牲で不幸や不運になっているという事は無いにしても、

その人自身「自分の想い通りには生きてはいない」

というのはあると思うのです。

ただ、自分の想い通りに生きていない。

というのは、幸せな状態からは程遠い状態ですし、

自分を犠牲にしてまで何かを守ろうとしたり、

いい人に見られたいと思い自己犠牲という形で行動しても、

結局どこか満たされない自分が出来てしまうので

いつもなにかしら欲求不満なところが出てくると思うのです。

そしてこの種の欲求不満というのをいつまでも持ち続けていると、

人によってはよわいものいじめで発散する人も居るので、

あまりよくない心理状況なのは間違いありません。

しかし世の中には、意外と自分が犠牲になれば、

他の人も安心するし、ごたごたも丸く収まり解決する。

と考えて行動している人は多いように感じます。

まあ現実に今の日本ではことなかれ主義の人は多いでしょう。

それになにか言いたい事があっても、事を荒立てたくない人は、

言いたい事も言わずに我慢している人も多いはずです。

しかし、こういった我慢もある見方をすれば自己犠牲みたいなもので、

しかも、言わなければいけない時に

事を荒立てたくないからといって言わないで居るのは

ある種の逃げであり、見方によっては卑怯な行為でもあるので、

やはり何かしら自分の中でしっくりこない所が出てきてくるわけです。

そしてそれが欲求不満となり、どこかのタイミングで発散されると。

まあ、どちらにしても自分を犠牲にしてばかり居る人が、

いつも幸せで居続けるというのは難しいでしょう。

ただし、もしかしたら自己犠牲のような行動をしていても、

いつも幸せで満たされている人も中にはいるかもしれませんが、

それで幸せで居られる人はその生き方がその人にはあってるのだと思います。

まあ、いろんな生き方があるのですべての人に当てはまるとは言えませんが、

多くの自己犠牲による行動の中には、最終的には自分を幸せには導いてくれず

欲求不満ばかり溜まっていくものもあるようです。

そしてそこの部分は自分で見極めないと

なかなか自分を幸せに持っていけないかもしれません。

まあ、自己犠牲で欲求不満が溜まるようでしたら、

その生き方は自分には合ってないと考えた方がいいのかもしれませんね。