自分が言った言葉を相手がどう受け取るかは、相手の責任であって自分の責任ではありません

私の知人の中には、自分が言った事を後になってからくよくよ悩んで

すぐ落ち込んでしまう人がいるのですが、

こういった、相手に対する自分の不注意な行動や言動に対して

後から反省したり落ち込んだりするような人を見ていると、

だったら、最初からそんな事を言ったりやったりしなけれいいのに。

と思うことはあります。

まあ、こういった話は、酒の席ではよくある話で、

例えば、会社で社員が集まって飲みに行った時に、

普段なら絶対に言わないような上司や社長に対する不平不満を

同僚と一緒に大声でぶちまけたりする事があるのですが、

それを聞いた一緒に飲んでいたその上司の友達や社長と仲のいい人が、

後になってその人の上司に当たる人や社長に

告げ口をしたりする事も実際にある訳です。

まあこういった事も現実にあるから、

私の知人は自分の言った事を後になってからくよくよ悩むようなのですが、

自分が言ってしまった事に関して、後からいくら悩んでも

何かしら行動しない事には解決する事は全くないので

そんな事で悩むのはやめた方がいいでしょう。

ただそれでももし悩むようなら、

自分の言ったことに関して(自分が悪いと思ったのなら)

直接その言葉を言った人やその言った内容に関係がある人に

謝りに行った方が早く気が楽になると思うのです。

また、自分が相手に言った事に関して、

相手側からすれば良いようにも悪いようにも受け取れる言葉に関しては、

普段の自分の行いがポイントになってくるので注意してください。

例えば、その人を嫌いに思っていて時々態度にまで出てしまっていた場合、

良くも悪くもどちらでも受け取れそうな言葉を言ってしまうと、

相手の方としては、悪い意味で受け取ってしまいがちになります。

それが例え善意で言ったとしても、

受け取る側は日ごろのこちらの態度をみているので、

結構悪く受け取ってしまう場合がある訳です。

ただ、こういった相手の受け取りようでどうとでもなるケースでは、

こちらが悪いと思ったなら早めに直接謝ればいいとは思うのですが、

良い意味で言ったつもりでも

相手の方が悪いように受け取ってしまうのでは?

と自分で勝手に悪いほうに考えてしまうと(自分の中で)

ネガティブな方向にどんどんエスカレートしていく場合があります。

まあこれとかは、心配性の人をみてたらよくわかります。

例えば心配性の人は、普通の人ならなんとも思ってないことでも

変に悪いほうにばかり考えて、

自分で自分を追い込んで行っている事が多いです。

まあ、自分が言った事に関しては、相手がどの様に受け取ろうが、

受け取り方についてはすべて相手の責任であって、

こちらの責任ではないのは確かです。

逆に、自分の言った事で相手がどの様に受け取るかという所まで

全部自分の責任になるとなった場合は極端な話、

相手の人生についても全部自分が責任を取らなければいけなくなってしまいます。

だから相手の考えてる事にまで自分が全部責任を取る必要はないでしょう。

少し長くなってしまいましたが、最後にまとめると、

確かに自分の発言については責任が生じてくる事はありますが、

その発言を聞いてどの様に受け取るかについては

その受け取った人の責任となります。

だから、自分の発言が明らかに相手を傷つけるようなものでもない限りは、

相手がどの様に受け取ったかについてまでは、

こちらはあまり考える必要はない。という話です。 

何かの参考になれば。


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