個人的には、愚痴や不平不満は言わない方が絶対にいいとは思うのですが、
自分の周りの人達を見ているとついつい言ってしまったり、
自覚無く自然と愚痴を言ってしまったりする人を時々見かけたりします。
ただまあ、今の世の中、自分の思うように行かないことも多いですし、
理不尽な事としか思えないことを無理やり強要されることも多々ありますよね。
そういった時は、どうしても誰だって愚痴りたくなるってもんです。
そこで愚痴りたくなった時にお勧めしたいのが、
ペットに自分の思ってることを聞いてもらう。
という方法です。
(ペットが居なければお花に話しかけてもいいですし、
お花も咲いていないのなら観葉植物でもいいですし、
植物が部屋にないなら、鉱物、たとえば水晶を持って
それに話しかけてもいいでしょう)
ただ、このペット(やお花)に自分の思ってることを聞いてもらうという行動は、
はたから見ると危ない人に見えてしまうかもしれませんが、
まあ別にわざわざ人がいる前で話しかける必要はありません。
人の目の無い自分の部屋でもお風呂の中でも
家族が寝静まった深夜だってかまわない訳です。
ポイントは誰かに話を聞いてもらう事が重要なんです。
でも考えてみると、ペット(例えば犬やネコ)に思ってる事を話しても
人間の言葉なんて理解できないし、話を聞いてくれないんじゃ・・・
と思ってしまう人もいるかもしれませんが、
実は、私達人間が考えている以上にどうぶつ達は人の言葉を理解してくれ、
さらにこちらの気持ちにあわせて慰めてくれたりする事もあるのです。
(まあ実は言葉は全く理解できなくても、
その人の雰囲気を読み取って受け答えしてくれてるのかもしれませんが)
そこでペットに今自分の思ってる事で
他人に言えない事を話してみてください。
例えば、
「またあのE子が彼氏自慢をして凄く嫌な気持ちになった。腹が立つ!」
とか
「ちょっと仕事でミスしただけなのにあのハゲ上司にねちねち文句を言われた」
とか
この様な本人を目の前にして
感情がのった言葉(本音)をストレートに言い出せなかった場面を思い出して、
それをペットに聞いてもらうわけです。
ただし、その話を聞いてくれてる(であろうはずの)ペット
の反応には期待しないでください。
例えば、子犬のシベリアンハスキーを抱っこして
今の彼氏の愚痴を聞いてもらってたとしても、
その子犬はあなたの話を聞いていながらも、
鼻とかほっぺたを嬉しそうにぺろぺろしてくるだけかもしれません。
しかし実を言うと、こういった子犬の無邪気な行動であっても、
当の本人(子犬)は言葉をちゃんと理解していて、
「そんな小さなことで悩むなよ。自分なりに精一杯がんばれ」と思いながら
ほっぺたがべたべたになるまで舐めてくれてるのかもしれないのです。
また、こういったわんこに話す場合以外にもネコに話しかける場合は、
犬とは態度が違ってくるので勘違いしやすい事が結構あります。
例えばネコというのは、いつでもマイペースを絶対に崩しませんよね。
いつだって自分の思うがまま外に出て夜の散歩をしたり、
ちょっとご主人様をからかいたくなったら、
わざわざパソコンのキーボードの上に登ってきて昼寝をしようとします。
まあどこのネコだってわがままで自由だとは思うのですが、
こちらが話しかければちゃーんと耳を傾けてくれているのです。
例えば、「近所のDさんちの息子がいい学校に入れたからって、
Dさんが頭がいいわけでもないのに延々息子自慢をされて、もううんざり」
といきなりネコに向かって話しかけたとしても
こんな風に「ふーん」って感じの顔をされることがありますが、
実はちゃんと言葉の意味が分かってて、こんな顔をしてる事があるのです。
あと、わんこと同様にこっちの話も聞かずに
こんな感じでゴロゴロする事がありますが、
実は、ちゃんとこっちの話を理解していて、
分かっててこんな感じに無防備な体制をさらして
「そんな些細なこと気にするなよ」と思いながらの
行動だったりもするわけです。
まあ、こんなかっこをされれば愚痴や不平不満で頭の中がいっぱいでも
ぜんぶ吹き飛んでしまって、なでなでしてあげたくなりますよね。
そう、そしてこれがネコ達の手(人を思いやる思いやりの行動)なのです。
だから
「(こんな可愛い姿を魅せられても)だまされてはいけない!」
なんて事は思わないで、
存分にネコの思惑通り可愛がってあげてください。
本当にネコやわんこを可愛がってあげるだけで、
心の中のもやもやが全部吹き飛んでしまいますから^^