運について考えてみると

私は職業柄か占い鑑定をしている時以外の時でも、

運についてよく聞かれることがあります。

ただあまりにもよく聞かれるので、

貴方の場合運についてどう考えていますか?

と逆にこちらから質問するようになりました。

そしてこの様に質問すると、

まあ本当にいろんな答えが返ってくるのですが、

多くの場合、運といいますか幸運というのは、

運命の様な確定したものではなく、棚からぼた餅的な、

自分の意図しない良い出来事が起きて来た時の評価。

といった考え方をされてる方が多いように感じました。

もちろん私自身もそういった幸運もあるとは思っていますが、

現実には、幸運とか不運とかそういったものは存在せず、

単なる自分に起きて来た出来事に対する自己評価。

つまり、自分にとって都合が良いか都合が悪いか違いが、

運の良し悪しの違いになるのだ。といった考え方も実際にある訳です。

まあ、ちょっと夢がない話に聞こえてくるかもしれませんが、

これを言い換えて書くと、結局自分の受け取り方次第で、

幸運にもなれば不運にもなれてしまうという話です。

またこれとは別の話になりますが、

人の一生というのは、生まれる前からすでに前もって決っていて、

私達はそのあらかじめ決っている筋書き通りに人生を生きている。

という考え方があります。(信じる必要はないですよ)

ただこの考え方を基本して考えていくと、

幸運になるのも不運になるのも生まれてくる前にすでに決まっていた。

という話にもなってくるのです。

つまり、自分がどんなに一生懸命運を良くしていこうと行動しても、

もしそこで、努力しても幸運になれないといった感じの

人生の筋書きが前もって決っていたのなら、

努力しても無駄って話にもなってきますよね。

逆に、もし人生の筋書きが完全に決っていた場合、

どんなに今の現状が不運な状態であったとしても、そこでもし、

将来的には幸運な出来事が一生続くという人生の筋書きだった場合、

今は辛くともなんとか生きていければ幸運な人生が待っている事になります。

さて、またまた別のお話を書いていきます。

この世の中には「偶然というものは無い」という考え方があります。

つまり、どんな出来事も起きて来る必要があったから起きて来た。

= 起こるべきして起きて来た。という考え方があります。

この考え方は上に書いたお話と多少重なる部分がありますが、

例えば「運命的な出会い」というのもこの考え方で言い換えると、

偶然ではなく必然であり、起こるべきして起きて来た。

という話になってくるわけです。

しかし、なにも人と人との出会いだけが

必然に起きて来るわけではないですよね?

偶然にタイミングよく物事が上手くいく事も現実に多いですよね。

実際に、幸運な出来事が起きて来た。ことは誰でもあると思います。

ただこのお話の基本は「偶然というものは無く必然だから起きて来た」

というのが元になっています。

つまりタイミングよく物事が上手くいく事も、

元をたどれば必然だった。

という考え方もできてしまうのです。

さて、いろいろ書いて来ましたが、

結局私は何が言いたいのかと言いますと、、、

幸運というのは、棚からぼた餅的な感じで受け取る事もできますが、

自ら積極的に自分に起きて来た出来事に対して「それは幸運だ」と、

自分で決めることもできるという話です。

ただ私の個人的な考えとしては、世の中には偶然というものは無いし、

人生の筋書きもある程度は決っているので、

後は起きて来た出来事に対して自分がどう評価するかだけが問題だ。

というのが私の中にある「運」に対する考え方です。

そしてこの起きてきた出来事に対して、

ネガティブに受け取ったり後ろ向きに受け取ってばかりいると、

不運に感じる事が多くなるでしょうし、

逆に、いつもポジティブに前向きに受け取る事が出来れば、

いつも幸運な出来事が起きて来る

楽しい毎日を送れる様になれるかもしれません。

ただここで注意したい事としては、

この物事に対する判断(評価)は「自分が」決める事であって、

自分の周りの人(家族)や他人が決めることではない。

ということです。

例えば極端な話、占い師があなたは今運気がよくないですね。

と言ってきたとしても、(実際に運気的にそうだったとしても)

あなた自身が、自分は今運が良い状態で何もかも上手くいってる。

と信じる事が出来ればそれがあなたの今の運の状態になってしまうのです。

つまり、占いよりもあなたの確信が

あなたを幸運にしてくれることもあれば、

不幸にしてしまう事もある。という話です。

と、今日はちょっと長くなってしまいましたが、

なにかの参考になれば幸いです。