いつも他人の意見が間違っていると感じてしまう人の場合
どうしてもその人の意見が受け入れられなくなってしまうものなのですが、
しかし自分の考えが必ずしも正しいとは限らないという事がある事は、
自分の中で理解しておいた方がいいかもしれません。
というのもこういった話は、
自分は何でも知っていると思っている人や、
高学歴の人で自分は頭がいいと思っている人に多いのですが、
例えばこういった自分は何でも知っているといった感じの人が、
自分の理解の範疇を超える話を聞かされてしまうと、
（自分の頭ではまったく理解出来ないので）
その事を頭から否定してしまう場合が結構あるのです。
ただまあ、頭から否定しても
うまく物事が進むならそれでもいいとは思うのですが、
しかし、自分が理解できない事をそのままの状態にしておくと、
後になってからそれが元でトラブルが発生するケースもあるので、
できたらその時に全部終らせておいた方がいい場合もあるのです。
また人の言ってる事を受け入れられず
頭から否定する人がいるのですが、
人の言ってる事を頭から否定してしまうと、
今以上の人間としての成長が見込めなくなってしまう。
という事も有りえるので注意した方がいいかもしれません。
例えば、自分の知らないことを相手が知っていて、
ただただ自分がその事を知らないという事が恥かしいというだけで、
相手の言ってる事を頭から否定している人がいるのですが、
しかしそうなると
その分野の事が知識として頭に入って来なくなる訳でして、
もしその分野の事が原因で自分の人生に何か問題が起きてきた場合、
その知識が無いので対処が不可能になってしまう場合があるのです。
まあこういったお話はその人自身の問題なので、
その人が気付いて改善しない限り変わらないのですが、
ただし、その人自身は兎も角周りの人からすると、
アドバイスしているのに聞く耳をもたないので、
やきもきする場合が多いんですよね。
と、ちょっと話がいろいろ飛んでしまいましたが、
要するにたとえ相手が（自分から見て）間違っている事を言ってたとしても、
必ずしもその人の言ってる事が間違っているとは限らないという事と、
自分が知らない事を棚に上げて、
相手の言ってる事を頭から否定するというのは、
ある意味自分から問題を作っている行為だという事の2点が
今回お話したかったことです。
ただし「知らない」という事は恥かしい事ではありませんが
しかし、自分は知らないのに知ったかぶりをしたり、
知らないのに頭を下げて相手に教えてもらわない事の方が
ある意味恥かしい生き方なような感じがします。
まあこういった話は、
痛い目に何度もあえば自分で気づける事だと思います。
しかし、痛い目に何度もあう人生は結構きつい事が多いので、
できたらそうなる前に早く自分で気付いて欲しい所です。
