他人の価値観や考え方が正しく見えるからといっても、無理して自分の価値観をそれに合わせない

今日は昨日の話の続きのようなお話になるのですが、

自分の周りの人や、尊敬する人の言っている事が正しい様に聞こえても、

自分の考えとはまったく違った考えだと思ったなら

無理してその相手の考えに合わせる必要は無い。

といった話を書いてみようと思います。

例えば正しい考えとしては、よわいものいじめをしてはいけないとか、

男女差別することなく平等に扱うことは正しいことだと言われていますが、

これらの考えについては、ある一定の条件、もしくは限定された場面に対しては

正しい考えだとは思いますが、すべての条件において正しい考えだとは私は思っていません。

例えば、よわいものいじめといっても、

よわい立場の人が、強い立場の人に、

理不尽に立ち向かっていく場面では、

いくら強い立場の人であってもちゃんと対処しなければ、

いくら強くてもつぶされてしまう場合があります。

つまり、自分の立場を守る為に防衛する場面で

周りからみてよわいものをいじめているように見える場合があるのですが、

これについては自分の身を守るための正当防衛なので、

悪いことだとも言えないと私は思うわけです。

また、男女平等というのは、

男も女も等しくチャンスが与えられるべきだ。

という考えが元になっていると思うのですが、

ただ、個人的には、今の日本社会はまだ男性が優位な社会なので、

女性は社会的立場からみて、守ってもらった方が良い場面もあると私は思うのです。

そういった場面で、男女平等だからといって男と同じ条件で対等にしようとすると、

男性優位の社会では、女性はかなり弱い立場に立たされてしまう場合があります。

これは日本の政治の世界を見てると良くわかるのですが、

今の日本の防衛大臣は女性ですが、

女性だからという訳でも無いでしょうが

今はかなり風当たりがきついですね。

(個人的には、総理大臣あたりが

守って(フォローして)あげればいいと思うのですが、

総理大臣は総理大臣で自分のことで忙しいのでそこまでできないという)

また、一般の会社でも、女性の社長は一部の業種では多いものの、

ガテン系の会社では女性の社長はほぼ見かけませんよね。

ただトラックの運転手や交通整備の人や重機を動かしている人の中には、

ちょくちょく女性を見かけるようにはなりましたが、社長はあまり見かけません。

ただこの系統の仕事は結構気が荒い人も多いので、

なかなか難しい場合もありますが、他の業界でもまだまだ

女性の社長はあまり見かけないのが現状です。

そう考えていくと、男女平等というのも、

ケースによって使い分けていかなければいけない気もしてきます。

と、何を書くつもりだったのか忘れてしまいかけました。

さて今回お話したかったのは、

意見として正しい事(正論)を言われることがありますが、

その考えはその人自身にとっては正しいことであっても、

自分にとっては(もしくはケースによっては)間違っている場合もあるので、

何でもかんでも直ぐに同意しない方がいいですよ。というお話です。

さらに言うと、いくら相手の言ってる事が正しい事であったとしても、

自分としては納得できないのに無理して受け入れる必要は無い。

と私の場合は考えています。

まあ正論というのは、一見正しいように聞こえる場合が多いのですが、

基本的には、その正論を言ってる人の想い通りに事を運びたいから、

正論で相手を言いくるめている場合も結構あるので注意した方がいいです。

だからもし、相手に言いくるめられそうだったら、

その正論を通された時、誰が儲かるか?誰が得をするか?

を考えてみると、相手の思惑が見えてくると思います。

まあ、相手をコントロールして自分の都合のいい様に人を使いたい。

と思っている人は結構いるので、安易に受け答えして

相手のいい様に使われて自分は損するような事は

なるべく避けていきたいところです。


ふと想った事
世の中思ったよりも悪くない、ここにヒントが隠れてる