自分の周りの人の話をじっくり観察していると自分の悪い所は本当によくわかります

これは個人的に考えていることなのですが、

通常人というのは、相手に合わせて(合わせた)話をしようとするものなのですが、

例えば自分に合わせて話をしている周りの人(家族や友人)の話の内容をじっくり観察していくと、

意外と今の自分の悪いところが浮き彫りに出てくることがよく分かる事があるのです。

例えば、私はたばこやお酒はしないのでそういった話でいろいろ言われる事は一切無いのですが、

私の友人の中には、体の調子が悪いのにタバコもお酒も止めない人がいるのです。

そしてある日、友人の家族団欒の場にたまたま居合わせることがあったのですが、

その友人の家族の話をなんとはなしに客観的に観察しながら内容を聞いていると、

やっぱり、タバコは体に悪いとか、お酒は良くないのよとか

話の間に言われてたりするんですよね。

まあ、本人自身は中毒といっていいほど止められない状態みたいなので、

あまりそういった話に耳を傾ける様子はないのですが、

やはり、何度も言われている様子で多少は気にかけているようでした。

ただ人というのは、自分にとって重要だったり必要である事こそ、

あまり周りの人に指摘されたくないとか、他人に言われたくないという所がありまして、

そういった重要なアドバイスほど、何度も耳にはしたくない傾向があるようです。

例えば、自分の母の、あんた!部屋を片付けなさい!とか、

ちょっと掃除ぐらいしなさいよ!というアドバイスといいますか小言も、

実際に毎日何度も何度も聞かされれば本人もうんざりしてくるのと

似たようなものですね。

まあ、私自身も人の事は言えないのですが、

自分の周りの人が話していることを冷静になって耳を傾けていると、

意外と自分にとって有効なアドバイスをしている場合も結構あるので、

自分の悪い癖がちょっと気になってしまう人は、

一度冷静に話を聞いてみるのも良いのではないかと思います。

とくに今スランプ気味で、最近なにをやっても上手くいかないと感じている人は、

ちょっと冷静になって周りの人の話を聞いてみると良いでしょう。

意外と、そのスランプから抜け出せそうなアドバイスを言ってくれてる場合が多いですよ。