人助けをするには、力が必要

自分に誰か助けたい人が居る場合、

その人を助ける為には(場合によっては)

自分自身が力を持っている必要があります。

例えば、今の世界は何を基準に回っているかというと、

お金を基準に回っていますよね。

つまり、簡単に言ってしまえば、

お金が沢山ありさえすれば、

たいていの事は解決できてしまうのが

今の世の中な訳です。

(多少乱暴な言い方ではありますが、

 資本主義を元に今の世界は回っているので

 まったくの見当違いな話では無いでしょう)

さて、こんな世界ですが、

この世界で人助けをしようと思ったら、

お金を使うことが

一番手っ取り早い方法になる事もある訳です。

しかし、今の世の中の全ての人が

お金を沢山持っている訳ではありませんよね。

今の世の中ではお金=力にもなりうるものなのですが、

その力をほぼ無限に行使できる人は、この世の中には、

0.1%も満たないほんの一握りの人達しか居ない訳です。

(そしてそんな極わずかな人達はこのサイトを見る事も無いでしょう)

そしてその極わずか以外の人達は、助けを欲している人と

ほぼ同じぐらいのお金しか所持して無い場合も多いので、

お金で問題解決=人助けをすることが

とても難しい場合も結構ある訳です。

しかし、ここで忘れがちなのが、

お金は目に見えるもので分かりやすいものですが、

別にそのお金を助けて欲しい人に与えなくても、

別の方法で人を助ける方法だってあるというところです。

例えば、今の世の中では

お金で知識や知恵を買う事が出来ますが、

困っている人や助けが欲しい人の中には、

その知識や知恵を貰える事で

問題が解決できてしまう場合だってある訳です。

また、お金ではどうにもならないものとして、

信頼や愛される事がありますが、

(お金で好かれる事は可能な場合もありますが、

 愛される事はほぼ不可能です)

このお金に変換できない信頼や愛情が必要な人は、

この世の中にはかなりいます。

そういう人の場合はお金ではなく思いやりのある行動や、

こちらから信頼を示すことが助けになる事もある訳です。

しかし、お金にしても愛情にしても、

自分自身がそれらを持っていなければいけません。

これはまあ、特に難しく考えなくても、

自分に持ってない物を人に与える事は出来ない。

という事は誰でも気づくと思います。

だから、人助けをしたい人は、

まずはこの力=お金やお金に代わるもの、

また、お金に替える事ができないものを

自分自身が持つ必要がある訳です。

逆にこれらをまったく持っていない人が

正義感にかられ自分の事は二の次にして人助けばかりしていると

いつかは身の破滅を招くことになるでしょう。

ただ、じゃあ自分はお金を持ってないから

人助けはしなくていいな。

とはいかないので注意してください。

というのも、今の世の中では

たったひとりでは生きて行くことができません。

現実には誰かに助けてもらわなければ生きていけないのです。

この状況でもし、

自分は人助けは絶対にしない。

という態度を取ってしまうと、

周りの人も、じゃあ、助けてくれないなら助けない。

という話になってくるので、いつか必ずどこかで

人間関係に問題が出てくるようになってきます。

まあ今の世の中は(特に日本では)

もちずもたれず、お陰さまの精神で回っているので

自分のことしか考えない。他人の事は知らない。

というのはわがままと言われるかもしれませんね。

ただどちらにしても、いつでも人助けができるように、

自分らしく生きていくためにも

力を蓄えていく必要はあると思います。

ただその場合、力=お金を蓄えるという行動が

一番分かりやすいとは思いますが、

別にお金でなくても知識や知恵を蓄えても、

場面によってはお金以上に人助けになる場合もあります。

また、お金には変換できないものも蓄えておくと、

いざという時は自分自身も助けることができるのでお勧めです。

(例えば商売やビジネスで言うところの信頼とか)

さて、今日は少し長くなってしまいましたが、

人助けには力が必要だというお話でした。

何かの参考になれば。


ふと想った事
世の中思ったよりも悪くない、ここにヒントが隠れてる