毎日猛暑が続いて大変ですね

テレビのニュースを見ていると、

今回の大洪水で最も被害を被ってしまった広島の呉や

岡山の倉敷はかなり大変な事になっているのが分かってきました。

 

 

実はわたし自身も呉や倉敷ほど大変な状況ではなかったものの

それでも床下まで水がきて深夜に避難することになってしまいました。

 

 

しかし、本当に大変なのはその後だったのです。

というのも私の家の場合は床下浸水までだったので

畳をあげて床下の土を乾燥させるだけでよかったのですが、

 

 

近所を見てると、床上まで水が来てしまっていた家も多く、

洪水で水に浸かった家電製品などの家具を全部外に出して、

それらを全部ごみ収集場にまで運ばなければいけない家族もあったり、

 

 

さらに家の中にまで入ってきた泥水を

家族や親戚総出でかき出す作業に追われる家もありました。

 

 

ただそこで問題になってくるのが夏のこの暑さです。

 

 

実は7月7日の七夕の大雨の後、

追加でさらに大雨にはならなかったので

その点は助かったのですが、

 

 

あの日以降は曇ったり雨が降ったりする事がほとんどなく、

雲ひとつ無い快晴の毎日が続きました。

そしてこの暑さがかなり身体にこたえたのです。

 

 

ただ私の家は床下浸水までだったので

家の中の泥を外に掃きだす作業は玄関先以外なかったので楽でしたが、

家の中まで浸水した家では、

ほうき等で床上まで入った水をかき出す必要が出てきます。

 

 

そしてこれを放置してしまうと家がダメになるので

早めに処理しなければいけないのですが、

真夏の暑さの中で家の中がサウナのような状態で

泥が完全に無くなり綺麗になるまで

掃除をし続けなければならないのです。

 

 

また、ある程度家の中が終わったら、

外に出した家具をこの炎天下の中

ゴミ置き場に持っていかなければいけません。

 

 

これが大変で、軽トラを借りて

それに水を含んでしまってさらに重くなった家具を載せ、

ゴミ置き場にもって行き、それらを全部下ろすという作業を

日に何度も何度も繰り返さなければいけないのです。

 

 

あと、かなり頑張って家の中を掃除しても

カビというのはどうしても発生するようで、

この蒸し暑さの中カビの匂いを我慢しながら、

さらに床下に溜まった水の処理もしていかなければいけません。

 

 

ただうちの場合はこの作業を洪水があった次の日から始められたので

カビの匂いに悩まされずにはすみましたが、

床上浸水してしまった家の中には、

匂いが酷い状態になってしまった家もありました。

 

 

そして床上浸水になってしまった家に

ボランティアがきてくれたのが(あり難い事です)

大洪水になった1週間後の土曜日を含めた3連休だったのですが、

その時はあまりの暑さで倒れて救急車に運ばれる人も出てきました。

 

 

本当に外の気温が37℃を超える炎天下の中、

劣悪な環境で一緒に作業してくださったボランティアの方には

頭が下がります。あり難い事です。

 

 

そしてそこから1週間後、

やっと床上浸水をしてしまった家も落ち着き、

ボランティアの手も借りなくても

自分達家族で処理ができるようにまでなった様です。

 

 

ただこの1週間の間は、

熱中症で倒れて亡くなってしまった方が何人も出てきました。

 

 

考えてみると今回の洪水被害は最初は水の災害だったのですが、

つぎに猛暑がきて熱中症で倒れるという人も出てきて

大洪水で被災した地域の人たちは

二重に大変な想いをしてきた人が多い様に感じます。

 

 

ただ私自身はまだ軽い方の被害だったので

この暑さでも倒れるまではいかなかったのですが、

被災された方はもちろんの事、

ボランティアに参加されてる方も

熱中症にはとくに気をつけることをおすすめしたいです。

 

 


ふと想った事
世の中思ったよりも悪くない、ここにヒントが隠れてる